鳴子温泉郷の鬼首温泉にある吹上温泉峯雲閣に投宿しました。
IMG_4587
この宿は天然の滝に温泉が流れ出ており、その温泉へ期間限定で入れることで有名。また静かな山村のさらに奥にあるので静かにのんびり過ごせる温泉宿としても有名です。
IMG_4589
玄関前には紫陽花や出猩々や山紅葉が。もうこの時点で癒やし効果バツグンです。秋になると山紅葉と出猩々の紅葉が凄そうです。
IMG_4590
温泉は内湯・露天風呂・滝風呂があり、内湯は男女別ですが露天風呂と滝の湯は混浴になっています。ちなみに女性は露天風呂に湯浴みを着て入ることが出来るなど配慮がされています。この写真は男性の内湯で、窓から露天風呂と滝の湯が眺められます。※本当は写真撮影厳禁なのですが宿泊客が一人だけだったので撮影許されました。
IMG_4591
これは露天風呂。25メートルプールくらいの広さがあります。手すりの向こうは川になっており、小川のせせらぎを聞きながら入浴出来るし、湯船に入って天を仰いだり川の木々を眺めれば、日に照らされた美しい紅葉の新緑を眺められて癒し効果抜群でした。
IMG_4592
泉質は単純温泉とのこと。湯温は天気や外気温によって変わりますが、この日はちょい熱でした。おや?右側に謎の穴がありますね?
IMG_4605
いったい何の穴なんでしょう?
IMG_4601
入ってみますか...。
IMG_4602
中に入ると一畳くらいの床のある空間がありました。壁には松島の瑞巌寺にあるようなくり抜かれた箇所があり、まるで修行場のような雰囲気。温泉の湯は洞窟の奥まで引かれてるけど一畳くらいの床の手前で途切れており、洞窟内は昼間だと蒸されるので、もしかして蒸し風呂なのかな?
IMG_4603
しかし一体何のための洞穴なんだろう?やはり蒸し風呂?それとも大昔に修行僧が悟りを開くために使ってた洞穴?正解は、この後すぐ!
IMG_4604
露天風呂の前を流れている小川です。川から白い湯気が出ているんだけど、一体何故なんだろう?
IMG_4615
その答えはこれ!なんと滝から河原に温泉が流れているです!実は滝の上流に温泉が湧出している間欠泉があり、6月半ばから10月頃までは人が入れるくらいの湯温になるので、その期間限定で滝の温泉を開いているそうです。ちなみに天然の滝&河原なので足裏が敷石(敷いてはないか)で痛い!けど気持ち良い!
IMG_4600
絶景かな!絶景かな!滝壺まで行くと肩まで浸かれます。ちょうど目の前の辺りにも小さな温泉の噴出口があるみたいでメッチャ熱かった。
IMG_4599
白い建物は内湯のある建物です。
IMG_4597
ここに保たれて入ると楽チンでした。
IMG_4613
山紅葉に覆われてる滝の温泉。癒やし効果抜群です。秋に入るといっそう凄そう。
IMG_4595
日に照らされて透き通った山紅葉の葉がキレイでした。
IMG_4612
実はこのポスターの撮影地がこの温泉とのこと。当日は湯温が47度もあったそうです。よく入れたね!
IMG_4611
夕食です。山菜と魚多目の料理です。お酒は宿の近くにある鳴子温泉ブルワリーのビールを注文(それだけじゃ足りないので黒ラベルも)。
IMG_4609
で、これは朝食。仙台名物笹かまぼこ、自家製造の温泉卵、山菜料理が美味い。山形の出汁を初めて食ったけど冷奴と一緒に食べたら美味そう。
IMG_4617
で、先に書いた洞窟なんですが、修行場でもなんでもなかったです。なんでも昔、露天風呂のところで養鶏場をしており、その時の名残だそうです。
FullSizeRender
宿を後にし、宿のすぐ近くにある地獄谷遊歩道に行ってみます。
IMG_4645

遊歩道の道中には大小様々な間欠泉があり、これもブシャー!っと音を立てながら温泉を吹き出していました。
IMG_4625
雷の湯。ゴブァァァーー!!!とけたたましい爆音を轟かせながら温泉が湧出していました。
IMG_4628
温泉卵を作れるみたい。
IMG_4627
IMG_4631
雷の湯を少し進むと、紫地獄が登場。
IMG_4637
ブシュー!!っと爆音を立てながら温泉が15メートルくらいの高さまで噴出していました。
IMG_4633
玉子臭が漂ってます。いい匂い。
IMG_4640
しかし空気が熱い!
IMG_4636
遊歩道を後にして。これまた近くにある間欠泉へ。こちらは遊歩道と違って有料の観光施設になってます。
IMG_4656
ここの間欠泉は遊歩道みたいに常時噴出してるのではなく、15分間隔などで噴出します。
IMG_4646
IMG_4649
IMG_4652
IMG_4654
足湯。
IMG_4650