千葉県柏市にある柏ビールこまいぬブルワリーに行ってきました。

この醸造所は201712月に塾経営をしていた丹羽さんが開業しました。同月に醸造免許を取得&初仕込みをし、翌年1月にファーストバッチをリリースして現在に至っています。現在、主に醸造しているのは三男さんで、丹羽さんと奥さんはレストランを手伝っている様です。場所は柏市役所のすぐそばにあります。ちなみにレストランで出される料理には自家栽培している野菜を使ったものも多く、とても美味しかったです。

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こまいぬエール2022。色は橙色でSRM6くらい。透明度はあるが少し濁り気味なのかも。泡立ち泡持ちは良さそう。口に含むと、ライト〜ミディアムの間くらいのボディで、かすかに柑橘の白皮のフレーバー。奥で次第に柑橘感が増していき、同時に奥で苦味も広がる。
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柏太陽のエール。2021年のJGBAのヘイジーペールエール部門で金賞を取った品らしい。色は濃いめの橙色でSRM78くらい。透明度は低く泡立ち泡持ちは良さそう。口に含むと、柑橘の白皮のフレーバーをほんのりライトに感じつつ、相対的にしっかりとした苦味を感じる。その後にボディが増していく。

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將門麦酒。2020年のIBCの修道院ビール部門で銀賞を取ったビールで、我孫子の将門神社監修のブラウンエールとのこと。色は銅色でSRM20くらいか?透明度は少し低そう。口に含むと、ほんのりアルコール感とカラメルのようなフレーバーを感じ、直後にスッとした口当たりを感じる。全体的にあっさりした味。味噌田楽みたいなのと飲むと甘みとボディを増して感じて美味い。ところでトラピストと名乗っていいのか?神社監修だから神繋がりでトラピストってことになるのかな?
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柏はじめIPA-ふくら雀20222019年のJGBAのダブルホップドレッドエール部門で金賞したビールの2022年バージョンみたい。色は橙色でSRM8くらい。透明度はあるがやや低く泡立ち泡持ちは良さそう。口に含むと、モルトの甘みをほんのり感じるが、直後にしっかりとした苦味が全体を覆い、奥でかすかに柑橘のフレーバーを感じる。

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こまいぬ木樽ラガー。秋田杉の日本酒樽で熟成させたドルトムンダーとのこと。なので度数が6%と少し高め。色は薄めの橙色でSRM6くらい。透明度は低く泡立ち泡持ちは良さそう。口に含むと、鼻腔にかすかに独特な香り(言われてみれば杉)がかすかにぬける。スッキリ酸味と苦味などがバランス良くいずれもほんのりと感じる。杉の香りがアクセントになってて良い感じ。美味い。
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電電丸。IPAとのこと。色は薄めの橙色でSRM56くらい。透明度は高いがやや濁ってるのかも。口に含むと、まったりした口当たりの中からキリッとしたキレも感じ、程よくアルコール度のまったり感も感じる。モルトの甘みをキレなどで中和してる感じ。
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將門火群。2020年のIBCで銀賞を取ったバーレーワイン。口に含むと、マロンや蜂蜜やキャラメルのような甘みを感じる。奥にしっかりと苦味はあるが目立たず、甘みを中和する感じ。甘みの奥でほんのりとドライ感を感じ、さらにその奥で苦味を感じる。スルスルと飲める。美味い。
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