千葉県の山武市松尾町にある、九十九里オーシャンビールを飲みに行ってきました。



このビールを造っている寒菊銘醸さんは、明治16年創業の蔵元で、「総乃寒菊」という清酒で有名とのこと。造っているビールは、ピルスナー・ヴァイツェン・ペールエール・スタウトの4種類で、いずれも長年清酒に使っている水を使っており、その水は樹齢200年を超える柿の大木の根元から湧き出ている清水らしい。さて、どんな味なんでしょうかねえ。

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はい、ここ↑が寒菊銘醸さん併設の醸造場兼レストラン。

中に入ると、奥にステージのある宴会ホールがあり、ステージでは中年とおぼしきバンドがベンチャーズやらグループサウンズ系の演奏をしていました。なんでも土日は昼から無料ライブをやっているらしく、それを目当てにしてか、昼を過ぎると微妙に交通の便に不便な場所にもかかわらず、次から次へとお客さんが入って来ていました。また、醸造場は厨房の奥にあり、ガラス越しに見学できました。

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さて、気になるお味のほうは、まずピルスナーはキレが前面に出てくるがそんなに強くなく、柔らかい口当たりで飲みやすい。バイスは小麦の味はしっかりするがすっきりしていて、こちらもやわらかい口当たりで、ピルスナーのようにすっきりしていた。この口当たりは清水のおかげなんだと思う。ペールエールは普通?温度低いのか味がわかりにくかった。スタウトはあんまり飲まないワシですが、これは美味いと思った。ショコラのような苦みと甘み、そしてコクがあり飲みやすかった。しかし温度が上がるとスタウトの個人的に苦手な癖のあるコクがほんの少しでてきた。