茨城県牛久市にある、牛久ブルワリーに行ってきました。



牛久ブルワリーの経営母体であるシャトーカミヤは、神谷傳兵衛が1903年に開設した日本初の本格的ワイン醸造場。フランス・ボルドーの醸造場をモデルに、ぶどう栽培・ワイン醸造・瓶詰めまでを一貫して行なっていたそうで、その醸造場施設3棟は現在「最初期の本格的ワイン醸造施設」として国の重要文化財に認定されているそうだ。また、高知ゆかりの板垣退助や土方久元もこの醸造場に訪れているとのこと。

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ビールのブランド名は牛久シャトービールで、常時造っているビールは、ヘレス・デュンケル・ピルスナーの3種類。この他に期間限定品や季節限定品も造っている。今回飲んだのは、ヘレス・デュンケル・ピルスナー・なまらう米・ライ麦ビール・ペールエールの6種類。

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まずはへレス。

へレスにしてはコクと炭酸の刺激が厚く、一瞬ピルスナーかと思ったが、飲んだ後に残る口内の余韻が少なくすぐにスッと消えていくのがへレスらしいか。色も薄くないしへレスらしくない。めっちゃ美味いのに。



次は右から、ピルスナー・なまらう米・ライ麦ビール。

ピルスナーは、すぐにスッと消えていくからこっちがへレスかと思った。だが、ホップの香りと苦みが主張してくるのでピルスナーなんだと。数分経つと厚いコクも出てきて結構まとまりのある味になった。なまらう米は、コクのある味に仕上がってるなと思ったけど、意外とすぐにスッキリ感が来る。ライ麦ビールみたい。んで、ライ麦ビール。パイナップルを思わせる甘さとスパイシー感があったのでベルジャンかと思ったが美味かった。

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右からペールエール・ベルジャン・デュンケル。

ペールエールは甘くまったりした味。他のも美味かったのは覚えているが、どんな味だったかは覚えていない。ともかく、ここのビールははずれが全くなく、当たりばかりだった。

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