シュミットブロイのヅュンフティーゲヴァイセ。



この醸造所は1858年にレーゲンスブルクの北にあるシュヴァンドルフ市に創業した。創業したのは、肉屋兼ビール醸造所に勤務していたジョセフ・シュミットで、当初は小さな醸造所だったが着実に経営基盤を構築し、後の発展の礎をつくった。そして1935年、世界が不況にあえぐなか、当時この醸造所を経営していたケティ・ボグルによりシュヴァンドルフ市を代表する醸造所にまで育て上げられ、1957年にはケティ氏の娘夫妻であるルオランド家に譲渡され今に至っている。



さて、今回飲んだヅュンフティーゲ・ヴァイセは「力強いヴァイス」という意味を持つビール。口に含むと、サワワっと軽く柔らかいが、しっかりとある炭酸の刺激を感じると、バナナアイスのような甘みをほのかに感じる。