ウィドマーブラザーズ・ヘーフェヴァイツェン。



この醸造所は1984年にオレゴン州のポートランドに設立された。設立したのはカートとロブのウィドマー兄弟で、造るビールは祖父がドイツ・デュッセルドルフ出身だったことからアルトを中心に造っていた(他にヴァイツェンもあった)。後に、酵母で色付けする無濾過のアメリカンヘーフェヴァイスを造るようになると、それが当たって一躍有名になった。



今回飲んだのは、そのヘーフェヴァイツェン。

口に含むと、ヴァイツェンなのに柑橘系の苦みと渋みを凝縮しつつもそれらを感じさせないようにまろやかにしたような味を感じる。その後、小麦の香ばしい味と薄っすらとした苦みも感じ、後口にレモンやグレープフルーツを思わせる酸味を軽く感じる。