カムデンタウン・ブリュワリーの、USA・ヘルズ・ラガー。



この醸造所は2010年にジャスパー・カッパージがロンドンのカムデンタウンに創業した。創業のきっかけは、昔、祖父が造っていたビールをリバイバルさせたかったことと、自分が大好きなラガーの人気をもっと上げたいからとのこと。そのため造るビールはラガー系が多い。具体的には、定番品のクラシックシリーズ、限定醸造のリミテッドシリーズ、少量生産のヴァーサスシリーズの3ラインがあり、クラシックでは数種類のヘレスを、リミテッドではウィートやポーターなどを、ヴァーサスではメルツェンなどを造っている。 



さて、今回飲んだのはUSA・ヘルズ・ラガーというヘレス。

色は薄めの明るい黄色でSRM値は3くらい。透明度は高い。グラスに注ぐと、クリスピーな香りのなかに麦の甘い香りを感じる。泡立ちは良く、もちっとした泡が立つ。口に含むと、弱いがしっかりとあるカーボネーションを感じるとともに、ほのかに漂う苦みと、ほのかに漂う麦芽のコクとクリスピー感を感じて、口内がさっぱりする。同時に鼻孔にホップの爽快な香りが抜ける。