鳥取県の伯耆町にある、くめざくら大山ブルワリーに行ってきました。



この醸造所は1997年に久米桜麦酒(株)が設立した醸造所で、造るビールのブランド名は大山Gビール。常時造っているスタイルは、ピルスナー、ペールエール、ヴァイツェン、スタウトの4種類で、この他に季節限定商品もある。いずれも国内外の賞を受賞しており、質の高い商品造りは以前から有名である。

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飲める場所は、醸造所併設のガンバリウスのほか、全国にある厳選されたビアバーで飲める。また、酒小売店にも流通しているし、通販もしているので入手しやすい。今回飲んだのは醸造所併設のビアホフ・ガンバリウス。場所は、JRの伯備線・岸本駅からタクシーで10~15分くらいの所にある。

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ピルスナー。

色は薄めの黄色でSRM値は3~4くらいかな?透明度は低い。香りをかぐと、モルトの香ばしく酸味のある香りを感じる。口に含むと、スッとした口当たりで、ほのかな酸味とモルトの甘味、そして苦みをバランスよく感じ、非常にまとまりがあるなかスッとさすような刺激があって美味い。



ペールエール。

色は薄めの銅色でSRM値は11くらいだろうか。透明度は低い。香りをかぐと柑橘系の甘く爽快な香りを感じる。口に含むと、香り同様のアロマが鼻孔をぬけ、苦みとコクとをほど良く感じる。



限定商品のヴァイツェン・ボック。

色は白濁した薄めの黄色でSRM値は4~5くらいかな。口に含むと、濃いめのバナナのようなまったりとした風味と目立たないがアルコール感を感じ、まったり甘い中にカンッとした飲み口がする。鼻孔にヴァイツェンの香りが濃くぬける。美味い。



この醸造所は雄大な大山の麓にある。

あいにく訪れた日は天候が悪かったので山に雲がかかっていたが、晴れの日には絶景が拝めるのだろう(特に今は雪化粧が素晴らしいのだろう)。ちなみに、醸造所で造られるビールの仕込水は、大山の伏流水を使用しているとのこと。そりゃ美味いはずです。

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