ホップワークス・アーバン・ブルワリーのライズアップNWレッドエール。



この醸造所は、2007年に、クリスチャン・エッティンガーがオレゴン州のポートランドに創業した。企業理念は「出来るだけ環境に配慮しつつ、世界に通用するビールを造ること」で、造るビールは全てオーガニック。創業の翌年にオープンしたブルーパブで提供を開始すると、各種品評会にも出品し賞を受賞している。また、2011年には、75台の自転車を駐輪できるバイクバーをオープン。天井にいくつものフレームを展示し、カウンターにはキングのヘッドとカラフルなスペーサーで造られたハンドポンプがいくつも設置されている。



さて、今回飲んだのは、ライズアップNWレッドエール。

色は微かに明るめの銅色でSRM値は10くらい。透明度は高い。グラスに注ぐと、少し柑橘系を思わせる甘い香りとホップの爽快な香りが微かに漂う。口に含むと、鼻孔にグレープフルーツのようなホップの瑞々しい香りがぬけ、同時に爽快な苦みと、レモンやグレープフルーツのような酸味、それらの裏でモルトの甘みを感じる。その後、全体が弱まっていき、微かに苦みを残して消える。