マザマ・ブリューイングのホワイトウェディング・ホワイトIPA。



この醸造所は2013年にジェフとキャシーのトービン夫婦がオレゴン州のコーヴァリスに創業した。創業のきっかけはベルギーへ旅行した際にインスパイアされたからとのこと。社名は当初、ノースウェスト・ブリューイングという名にしようと思っていたが、すでに他社が使用していたためマザマ・ブリューイングにしたらしい。ちなみにマザマとは、オレゴン州にある火山の名である。造るビールはヴァイスやIPAもあるがベルジャン系が多い。



さて、今回飲んだのは、ホワイトウェディング・ホワイト・IPA。

色は薄い黄色でSRM値は3くらい。透明度は高いが少し濁りがある。泡立ちは良く、泡持ちは少し長め。グラスに注ぐと、酵母の少しフラワリーな香りがし、その周囲を少しスパイシーな香りが漂う。口に含むと、べルジャンっぽいスパイシー感と深いグラッシーな風味を感じ、その奥から苦みが現れてきて、さらに全体をうすく酵母に由来するだろう独特の風味が広がる。その後、苦みを薄く残して消える。