ネブラスカ・ブリューイングのIPA。



この醸造所は2007年にポールとキムのカユラック夫妻がネブラスカ州のパピリオンに創業した。夫婦は2年かけて創業準備をし満を持して創業したが、すぐにリーマンショックの影響により危機に直面する。だが、何とか乗りきり、2014年に生産増強とパブの強化に取り組んで、海外への輸出にも精力的に取り組み、今や遠い日本にも輸出されるようになっている。ちなみに、創業時に導入した醸造設備は日本の佐世保から輸入した中古品で、日本と意外な縁のある醸造所である。



さて、今回飲んだのはIPA。

色は綺麗な銅色でSRM値は11くらい。透明度は高く。泡立ち泡持ちは良い。グラスに注ぐと、パインやメロンのようなフルーティーな香りが漂う。口に含むと、ほどよい苦みとコク、それにフルーティーな甘みを同程度感じる。ほどよく飲み応えがあるのにドリンカブルで、このバランスがイイ。後口にしっかりとした苦みが残る。美味い。

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