クルシャン・ブリューイングのバスタード・カット・IPA。



この醸造所は2012年にデービッド・ヴィットがワシントン州べリンハムに創業した。創業当初から人気を博しており、2013年に創業の翌年にもかかわらず醸造量を2倍にし、2015年には2つめの工場を新設。成長著しいビアメーカーとして地元では有名とのこと。造るビールは、フラッグシップであるバスタードカットIPAやレッドキャップアイリッシュエールなどがあり、いずれも賞をとっている。この他に季節限定品、少量生産品も販売している。



さて、今回飲んだのは、バスタード・カット・IPA。

色は少し濃いめのオレンジ色でSRM値は7前後かな。透明度は高く、泡立ち泡持ちも良い。香りをかぐと、モルトの香りとともに、苦みを連想させるホップの爽快な香り、それに少し甘い柑橘系の香りを感じる。口に含むと、鼻腔にグラッシーな香りと、ほんの少しオレンジを思わせるシトラシーな香りとがぬける。そして、じわじわと苦味を感じるようになり、トロピカルな甘みをその裏でしっかりと感じられる。後口にしっかりとした苦みが長く残る。

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