新潟県の長岡市にある摂田屋クラフトに行ってきました。

この醸造所は日本酒の吉ノ川で有名な酒蔵・摂田屋が201911月に醸造免許を取得して2020年にリリースしました。場所は長岡駅から車で15分ほどの所にあります。

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敷地の奥には恐らく日本酒の醸造設備だろう大規模な施設がありますが、ビールの醸造施設は敷地の入口側にある記念館的な所の中にあります。
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ペールエール。色は少し濃いめの橙色でSRM7くらい。透明度は高い。香りをかぐと柿や蜜柑のアロマをモルティーなアロマをベースにしっかりと感じる。口に含むと、アロマの期待を裏切らないしっかりとしたモルトの甘みと柑橘感とをバランス良く感じる。直後にキレを感じて爽快になり、奥から次第に苦味が現れて来てフィニッシュには支配的になる。爽快感はほど良くモルティーさが残るので軽くなく、ファーストで感じた甘みや柑橘感と同程度の強さでバランスが良い。とても去年から作り出したとは思えない味で、クラフトビールが地ビールと呼ばれてた時からレベルを高いビールを作ってそうな味。
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ヴァイツェン。色は濃いめの黄色でSRM56くらい。透明度はやや高い。香りをかぐと、青バナナのみずみずしいアロマをメインにクローブも感じるかも。口に含むと、アロマで想像したよりは少し水っぽい。けど、苦味、甘味、キレ、フルーティー感のバランスが良く、なのに少しキレが強めでフィニッシュは爽快で、軽さがありながらも飲みごたえはある。良き。
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IPA。色は少し濃いめの橙色でSRM7くらい。透明度は高い。香りをかぐと、柿、オレンジ、ほんの少しヨーグルトのアロマをモルティーなアロマをベースにしっかりと感じる。口に含むと、アロマ同様なフレーバーをガッツリと感じるのに加え、しっかりとした苦味も感じる。けど全体的に柔らかい。米麹パワー?ペールエールも美味かったがこれも無難に美味い。
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せっかくなので日本酒の飲み比べセットを。どれも美味い。
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