クラフトビールと盆栽の日記@高知

地ビール協会認定・ビアテイスター、ビア&スピリッツ協会認定・ビアアドバイザーのブログ。 飲んだビールのメモ帳&趣味の盆栽の観察日記です。 ※ビアスタイルガイドラインに沿った評価はしていません。

2013年02月

埼玉県川越市にある、コエドブルワリーに行ってきました。



コエドブルワリーのある川越市は「小江戸」と呼ばれた古くからの城下町。江戸時代に幕府が江戸の北の護りとして重視した地で、藩主は酒井家・堀田家など幕府老中を務めた家が、そして後には松平家が就き、その庇護のもと商人の街として栄えた。蔵造りの町並みや町のシンボルとなっている火の見櫓が当時の繁栄の名残となっており、その雰囲気を活かして「神様はじめました」(←リンク先、上から3つ目)の聖地にもなっている。今回訪問したコエドブルワリーの名前は、その「小江戸」にちなんでつけられたそうで、造っているビールのブランド名も「コエドビール」だ。



ここ↓が旧コエドブルワリー。現在は同社のレストランになっており、ビールを造っている工場はここから少し離れたところにある。このプラントはレストラン奥にあるものだが、現在でも小ロットの試作品製造用に稼働している。

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造っているビールは左から、ピルスナー・何かのラガー・ヴァイツェン・ハイブリット・シュバルツの5種類で、それぞれ「瑠璃」「伽羅」「白」「紅赤」「漆黒」という名前がつけられている。まず「瑠璃」は、程よい苦みと絹のようなコクがある。まろやかとスッキリの中間な口当たりで、けっこう苦みが続く。

次に謎のラガーの「伽羅」は、IPAっぽい苦みとコクがあるけど、けっこうスッキリ感があるし(苦みとコクがうっすら後口で残るけどね)液色は薄めなんでペールエールかと思ったが、ラガー酵母を低温発酵とあるんで違うっぽい。甘さも結構あるんで一瞬メルツェンかと思ったが、これは苦みとコクが強すぎる様におもうから違うかもと考え直し、ではスチーム・カリフォルニアコモンかとも思ったが、あれは高温発酵なので違うと思った。いったい何なんだろう。

次に「白」はバナナとクローブの香りがするが、クローブのほうがほんの少し強めか?口に含んだときはそうでもないが、舌にはキレ感が強く来るので、けっこう爽快感のある仕上がりになっている。そして「紅赤」は、瓶で飲むときよりも焼き芋感が少なかった。最後の「漆黒」はお手本のようなシュバルツだった。

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グラスに注目してほしい。コエドのロゴがKOEDOとブランド変更する前のものだ。今のCOEDOロゴは洗練されてて良いけど、こっちも味があってイイね。










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茨城県牛久市にある、牛久ブルワリーに行ってきました。



牛久ブルワリーの経営母体であるシャトーカミヤは、神谷傳兵衛が1903年に開設した日本初の本格的ワイン醸造場。フランス・ボルドーの醸造場をモデルに、ぶどう栽培・ワイン醸造・瓶詰めまでを一貫して行なっていたそうで、その醸造場施設3棟は現在「最初期の本格的ワイン醸造施設」として国の重要文化財に認定されているそうだ。また、高知ゆかりの板垣退助や土方久元もこの醸造場に訪れているとのこと。

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ビールのブランド名は牛久シャトービールで、常時造っているビールは、ヘレス・デュンケル・ピルスナーの3種類。この他に期間限定品や季節限定品も造っている。今回飲んだのは、ヘレス・デュンケル・ピルスナー・なまらう米・ライ麦ビール・ペールエールの6種類。

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まずはへレス。

へレスにしてはコクと炭酸の刺激が厚く、一瞬ピルスナーかと思ったが、飲んだ後に残る口内の余韻が少なくすぐにスッと消えていくのがへレスらしいか。色も薄くないしへレスらしくない。めっちゃ美味いのに。



次は右から、ピルスナー・なまらう米・ライ麦ビール。

ピルスナーは、すぐにスッと消えていくからこっちがへレスかと思った。だが、ホップの香りと苦みが主張してくるのでピルスナーなんだと。数分経つと厚いコクも出てきて結構まとまりのある味になった。なまらう米は、コクのある味に仕上がってるなと思ったけど、意外とすぐにスッキリ感が来る。ライ麦ビールみたい。んで、ライ麦ビール。パイナップルを思わせる甘さとスパイシー感があったのでベルジャンかと思ったが美味かった。

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右からペールエール・ベルジャン・デュンケル。

ペールエールは甘くまったりした味。他のも美味かったのは覚えているが、どんな味だったかは覚えていない。ともかく、ここのビールははずれが全くなく、当たりばかりだった。

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群馬県利根郡みなかみ町にある、月夜野クラフトビールに行ってきました。



この醸造所は、上越クリスタル硝子というガラスメーカーが経営母体で、醸造所は「月夜野びーどろパーク」というガラス工場の見学やガラス細工の加工体験ができる公園の中にあります。造っているビールのブランド名は「月夜野びーどろビール」で、スタイルはピルスナー・アンバーエール・ヴァイツェン・ミュンヘナーダークの4種類。醸造所併設のレストランでは、ガラス工場で作られたグラスを使ってビールが出されているみたい。

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はい、これが月夜野びーどろビール。

左からピルスナー・アンバーエール・ミュンヘナーダーク・ヴァイツェン。今回は飲み比べセットを注文したのでグラスは全て同じものだけど、単品で注文するとグラスはそれぞれのビールのコンセプトにあわせたものが出される。

まずはピルスナー。キレ感と苦みが主張してくるが弱め。降りたての雪みたいにスッと消える。次はヴァイツェン。バナナの香りがよく広がる。こちらもキレ感が強く、スッと消える。次はアンバーエール。モルトの甘香ばしい味が味わえたかと思うと、すぐに強いキレ感と弱めの苦みがくる。最後にミュンヘナーダーク。カラメルモルトの甘香ばしい味が一瞬したかと思ったら、すぐに苦みと酸味が来る。特に酸味が後まで続く。温かくなるとミュンヘナーダークらしいまったりとしたコクと甘みも目立つようになる。

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山梨県の清里にある、八ヶ岳ブルワリーに行ってきました。



八ヶ岳ブルワリーは、清里開拓の父・ラッシュ博士と親交のある舩木上次氏が、山田一巳氏を招いて開業した地ビールメーカー。山田氏といえば、キリンビールの開発部門責任者として「キリンラガー」「一番搾り」「ハートランド」などの開発・醸造に関わった人物として有名。山田氏は、舩木氏の「あなたが造りたいと思うビールを造ってください」という言葉に打たれて応じたらしい。



そんな山田氏が造るビールのブランド名はタッチダウンビール。なぜタッチダウンと名付けたかというと、ラッシュ博士が日本に初めて紹介したアメリカンフットボールにちなんで、舩木氏がアメフト用語である「タッチダウン」をブランド名に付けたとのこと。清里はアメフト発祥の地でもあったんですね。

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常時造っているビールは、ピルスナー・デュンケルの2種類で、その他に時期によって造っているビールも数種類あるとのこと。今回は、清里ラガー・ピルスナー・ボック・デュンケルの4種類を飲んでみた。

まずはピルスナー(左)。麦の甘さをほどよく感じ、苦みとコクをうっすらと感じる。スムースに喉に入る。次に限定特別醸造の清里ラガー(右)。ピルスナーにさらにコクを持たせて、口に入れた瞬間のスッキリ感を少なくし、厚みを持たせた感じ。こちらも美味い。

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次はデュンケル(右)。特有の甘さがあるにはあるが、あまり目立たず、さっぱりスッキリした味に仕上がっている。ほのかに苦みがあるがあまり目立たない。後でコクがうっすらとある事に気づく。飲みやすくするためにわざと味を抑えてるのか?そして最後にボック(左)。まったりしたコクと少し弱めの甘さを感じる。だが、甘さはあるにはあるがあまり主張せず、それよりも苦みとコクが主張してきて、甘さはそれらを支援するかたちで味わえる。






















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栃木県の宇都宮市にある、ろまんちっく村クラフトブルワリーに行ってきました。



ここは、敷地面積が東京ドーム約10個分という「道の駅うつのみや ろまんちっく村」内にある醸造所で、ビールのブランド名も場所にちなんで「ろまんちっく村ビール」と名付けられています。そして、そのビールは、二条大麦の産地である宇都宮の立地を活かして地元麦芽を使用して造っているとのこと。味への期待度Maxです。



常時造っているビールは、ピルスナー2種類とメルツェンとあと1種類の計4種類で、このほかに期間限定品や限定醸造品があるとのこと。そして今回飲んだのは、常時醸造品のピルスナー2種類と、期間限定品のドルトムンダー、限定醸造品のバーレーワインの4種類。さてさて、どんな味なんでしょうかねえ。

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まずは、ピルスナーの麦太郎(左)と麦次郎(右)。

「麦太郎」は無濾過のピルスナーで、苦みとキレとコクが一度にブワッと来てスッと弱くなり、その影に隠れて甘さがある感じ。対する「麦次郎」は麦太郎を濾過したもので、麦太郎から苦みとコクを少し薄くした感じだが、なんとなく麦の味をよく感じれたように思う。いずれもアルコール度は6%と若干高めだ。

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次はドルトムンダーの「冬の軌跡」。冬季限定商品とのこと。麦芽を多く使っているようで、全体的にまったりした味に仕上がっており、かつまとまっている。



ここでしか飲めないというバーレーワインの「ゴッドファーザー」。6年以上熟成させた一品とのことで、杏子を熟しきったような濃く甘い芳醇な香りがする。口に入れると、一瞬のうちに杏子・オレンジなどを凝縮させたような味がし、脳をつけぬけるアルコールの刺激が来る。



こんど宇都宮に行く機会があったら、どっかの餃子屋で、常時醸造品のメルツェン「餃子浪漫」を餃子と一緒に飲んでみよう。なんでも宇都宮餃子会と共同開発した餃子に良く合うビールらしい。餃子の街に行ってこれを飲んでないなんて、オレ、Orz・・・。














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茨城県下妻市にある、しもつまブルワリーに行ってきました。



この醸造所は、宿泊棟・特産ローズポークや薬膳料理が楽しめるレストラン・農産物直売所などがある温泉施設「ビアスパークしもつま」内にあり、造っているビールのブランド名は「しもつまビール」、鬼怒川岸に広がる自然林の中にあります。造っているビールは3種類で、ゴールデンピルスナー・ホワイトヴァイツェン・レッドエールとのこと。さてさて、どんな味なんでしょうか。
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はい、これが しもつまビール。
右からゴールデンピルスナー・ホワイトヴァイツェン・レッドエール。
ゴールデンピルスナーは、キレとほんの少しまったりした口当たりがする。全体的に甘みが多い気がするが、コクと苦みもしっかりとあり、そこそこまとまりの良い味がする。恐らくほんの少し高アルコールか、または酸味を前面に出してるので、キレがメインに来つつも甘さが目立つのかも。次のホワイトヴァイツェンは、ヴァイスらしいバナナや杏子の味がするにはするんだけど、あまり主張してこず、そのおかげで逆にまとまりのある味に仕上がってるように思う。最後のレッドエールは、苦みが主張してきて独特の甘さがする。

















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山梨県の富士河口湖町にある、富士桜高原麦酒に行ってきました。



富士桜高原麦酒は、シルバンズという公園に併設の醸造所で造られており、こちらもふじやまビールと同じく富士山の天然水を使って醸造しているとのこと。あの味の秘密は作り手の技術だけでなく、水にもあったんですね。納得。

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シルバンズへは河口湖駅近くから無料バスが出ているので、それに乗っていきました。ちなみに、この写真↑は河口湖駅から見えた富士山です。その河口湖駅で知ったんですが、なんか数年前から「鉄道むすめ」とかいう全国の鉄道を擬人化したコンテンツがあるみたいで、当駅でデジタルスタンプラリーが開催されていました。

後日、HPで土佐くろしお鉄道も登場していないかチェックしてみたんですが・・・、いませんでした。登場キャラが約100人いるみたいなので、約100の鉄道会社が参加している一大コンテンツだと思うのですが、そんなコンテンツに参加していない(お呼びがない?)なんて、なんか残念です。なんかいろいろと乗り遅れています。鉄道なだけに。



はい、話をビールに戻します。

これが富士桜高原麦酒。左からピルスナー・ヴァイツェン・ラオホ。

まずピルスナーは、はじめにコクを感じる結構厚みのある味がし、その後に苦みと甘みを感じさせてスッーっと消える。次にヴァイツェンはお手本のような味で、キレ感が少しある。ラオホは燻製ハムの香りがした。

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山梨県の甲府市にあるアウトサイダーブルーイングに行ってきました。



ここは、2012年2月に開業したばかりのメーカーで、オーナーはマーク・メイジャー氏、醸造責任者は岐阜の「博石館ビール」に長年勤めていた丹羽智氏とのこと。博石館ビールといえば、バーレーワインやランビックなどの醸造で有名だった名ブルワリー。丹波氏はそこに約13年勤め、その間数々の賞を受賞した熟練ブルワーとのことです。

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造っているビールはたしか常時6種類。

今回はそのうちの1つである、インキーパービッターラガーと、期間限定品のフォレストベルジャンダブルを飲んでみた。まずラガーは、ホップのさわやかだが重たい刺激が口内を覆い、苦みとコクがこれでもかと言わんばかりにあふれる。こんなに重厚な造りのラガーは飲んだことない。めちゃウマす。



次に飲んだベルジャンも、ダブルなだけあってアルコール感が高そうな味がしたんだけど、ベルジャンっぽい味がしないし不思議な味がした。飲んだ瞬間「!?」だったんだけど、メニューの解説文を見て納得、マスカットを使ってるみたい。工夫してるね、うます。ゆっくり、じっくり飲みたい一品だ。

さすが熟練ブルワーが造るビール、いずれも今まで味わったことのない美味さだった。今回は時間の都合で2種類しか飲めなかったけど、いつかまた来て全種類制覇しよう。














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千葉の佐倉市で「佐倉ビール」を造っている、ロコビア醸造所に行ってきました。



この醸造所は、シモアールという酒小売店舗のユーカリが丘店の中に工場があり、そこで造ったビールを同店舗で販売しています。店内に試飲できるカウンターがあると聞いていたので、今回はそこで飲むつもりだったのですが、行ってみると無く、なので瓶ビールを買って帰りました。

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香りの生。

自炊禁止の宿泊先ですが、グラスを持ち込んで注いでみた。

香りをかぐとリンゴを思わせるフルーティーな香りがする。口にふくむとケルピーシーウィードエールを飲んだ時のような癖のある味が一瞬だけしたが、このビールにも海藻(フレッシュモス)が原料として入っているので(そのため区分は発泡酒になっている)、あの癖は海藻に起因するものなのかもしれない。苦味は弱くスッキリしており、飲みやすい一品だ。


















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千葉県の山武市松尾町にある、九十九里オーシャンビールを飲みに行ってきました。



このビールを造っている寒菊銘醸さんは、明治16年創業の蔵元で、「総乃寒菊」という清酒で有名とのこと。造っているビールは、ピルスナー・ヴァイツェン・ペールエール・スタウトの4種類で、いずれも長年清酒に使っている水を使っており、その水は樹齢200年を超える柿の大木の根元から湧き出ている清水らしい。さて、どんな味なんでしょうかねえ。

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はい、ここ↑が寒菊銘醸さん併設の醸造場兼レストラン。

中に入ると、奥にステージのある宴会ホールがあり、ステージでは中年とおぼしきバンドがベンチャーズやらグループサウンズ系の演奏をしていました。なんでも土日は昼から無料ライブをやっているらしく、それを目当てにしてか、昼を過ぎると微妙に交通の便に不便な場所にもかかわらず、次から次へとお客さんが入って来ていました。また、醸造場は厨房の奥にあり、ガラス越しに見学できました。

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さて、気になるお味のほうは、まずピルスナーはキレが前面に出てくるがそんなに強くなく、柔らかい口当たりで飲みやすい。バイスは小麦の味はしっかりするがすっきりしていて、こちらもやわらかい口当たりで、ピルスナーのようにすっきりしていた。この口当たりは清水のおかげなんだと思う。ペールエールは普通?温度低いのか味がわかりにくかった。スタウトはあんまり飲まないワシですが、これは美味いと思った。ショコラのような苦みと甘み、そしてコクがあり飲みやすかった。しかし温度が上がるとスタウトの個人的に苦手な癖のあるコクがほんの少しでてきた。












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