クラフトビールと盆栽の日記@高知

地ビール協会認定・ビアテイスター、ビア&スピリッツ協会認定・ビアアドバイザーのブログ。 飲んだビールのメモ帳&趣味の盆栽の観察日記です。 ※ビアスタイルガイドラインに沿った評価はしていません。

2013年07月

シアリンガーのピルス。



この醸造所は、バイエルン州の真ん中にあるシアリングという小さな町にある。醸造所の起源は13世紀に修道院内に設けられた醸造所にあり、1578年に醸造所として独立するが、ナポレオン時代の終焉期に「TTロッゲン」で有名なテュルンウント・タクシス家に買収される。同家はシアリングの北にあるレーゲンスブルグを本拠地に、周囲の醸造所を買収しまくってビール事業を拡大すると、レーゲンスブルグにある醸造所では下面発酵ビールを、シアリングでは上面発酵のスペシャリティビールをつくる方針をとり、シアリンガーはドラフトのヘーフェヴァイツェンを造るようになる。その後、ライ麦を使ったTTロッゲンを販売し人気を博すが、1996年にクーフルバウアーへ売却され、現在は同社の傘下にある。

オリジナルグラスを見ると、ピルス・ブラウエライ・シアリンガーと明記されている。どうやらクーフルバウアーに売却された後、シアリンガーはピルス専業になったようだ。けどまあ、売却されたのは第2工場なので、ほかの工場でTTロッゲンは造り続けられるんだろうけど。。。



今回飲んだピルスは、テュルンウント・タクシス家から離れたことにより造ることが可能になった下面発酵ビール。グラスのお陰もあってか、麦の軽やかな香りがパアッと周囲に広がる。口に含むと、結構強めのキレ感が来るが、すぐに弱くなり、麦の甘さと軽やかなコクをスッと味わわせ、弱めだがしっかりとある苦みと、麦の甘みを残しながら消えていく。
















このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

ベアードブルーイングのセゾンさゆり2013。



口に含むと、ほのかに苦みとコクを感じながら、主張しすぎない蜜柑のような甘さとその皮を思わせる渋みや酸味、スパイシー感を感じる。いずれも全体的にまとまっており、苦さや甘さが主張しすぎていない。
















このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

ブリュードッグのリキテンシュタイン・アメリカン・ペールエール。



この醸造所は、弱冠23歳のジェームズ・ワットが2007年4月に創業した。場所はスコットランド北東部のフレザーバラにあり、スコットランド産のモルトを使用して品質のみを重視したビールを少量生産している。創業理由がカッコよく、保守的なビールが増えてきたスコットランドのビール業界を危惧し、自ら至高のビールを造るべくして立ち上げたとのこと。ワシもそんなことやってみたいがな。。。

さらにカッコいいことに、弱冠23歳の若さでデカい口叩くだけあって(失敬w!)、造るビールは創業時より人気を博した。まずは創業直後にリリースしたウイスキー樽熟成のスタウト「パラドックス」シリーズで話題になり、多くのビアコンペで賞を総なめにして華々しくデビューすると、ストーンとのコラボ「バシャ」や、ミッケラーとのコラボ「アイ・ハードコア・ユー」、高アルコール度の「戦術核ペンギン」、日本が開発したホップを使用した「ソラチ・エースIPA」などをリリース。いずれも世界中で人気を博し、創業から短期間で世界的に有名になった。



さて、そんな醸造所の造る今回のビールは、ロンドンのテート・モダン ギャラリーにて開催された、アンディ・ウォーホールと並ぶアメリカンポップアートの巨匠:ロイ・リキテンシュタインの回顧展用に醸造されたもの。口に含むと、レモンやグレープフルーツを思わせる柑橘系の渋みと酸味、香草のような味が目立つ。とは言うが強くあるわけではなく、甘みや苦みが弱いため相対的に目立っている感じ。


















このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

ホップワークス・アーバン・ブルワリーのオーガニックIPA。



この醸造所は、クリスチャン・エッティンガーがオレゴン州のポートランドに2007年に創業した。企業理念は「出来るだけ環境に配慮しつつ、世界に通用するビールを造ること」で、造るビールは全てオーガニック。創業の翌年にオープンしたブルーパブで提供を開始すると同時に各種品評会にも出品し、賞を受賞している。2011年には2店舗目になるバイクバーをオープン。その名の如く自転車乗りをメインターゲットにした店で、75台の自転車を駐輪できる専用スペースがあり、店内には天井にいくつものフレームが展示され、カウンターにはキングのヘッドとカラフルなスペーサーで造られたハンドポンプがいくつもある。



今回飲んだオーガニックIPAは、2008年のワールドビアカップのアメリカンストロングペールエール部門で金賞、同年のグレートアメリカンビアフェスのアメリカンストロングペールエール部門で銅賞を受賞した一品。口に含むと、なめらかで程よい苦さとコク、柿やマンゴーのような甘さがする。その後、まろやかな口当たりを残しながら全体がスーッと弱まりながら消えていく。IPAなだけあって苦みが主張してくるが、IPAにしては弱い。全体的にまろやかなので、甘みやコクが弱く苦みが目立つだけかも。



缶の横にはチェーンの絵と、「チャリ乗れ!」というコメントが。

あい、すんません。。。もちっと涼しくなったら乗りまする。。。












このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

ミッションブルワリーのIPA。



この醸造所は、1913年まで営業していたミッションブルワリーを、元銀行員のダン・セリスが2007年に買い取り再オープンしたもの。セリス氏は子供のころから閉鎖されていたミッションブルワリーを目にして育ち、その名に愛着を持っていたため、自分が起業するに際し、同社を同名のまま復活させたそうだ。なんとも胸熱な話だ。

オリジナルグラスを見ると、会社のロゴマークの入った帆船が2隻あり、1隻は1913から左方向へ、そしてもう1隻は2007から右方向へ向かって描かれている。恐らく、1913年まで活躍した会社の歴史と、2007年から未来に向かって旅立つ会社の姿とを表しているんだと思う。カッコよろス。



さて、今回飲んだIPAは、口に含むとバランスの良い苦みと甘みとコクがする。口に含んだ瞬間はキレ感が来て若干苦味が主張しているが、その後すぐに柿のような甘味と渋みを感じ、コクと渋みを残しながら消えていく感じ。




















このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

グーズアイランドのマチルダ。



この醸造所は、ビール愛好家のジョン・ホールが創業した。創業のきっかけは、彼がヨーロッパ各地の醸造所を訪れ飲みまくった際に「オレの地元でも美味いビールを造れる」と確信したのがきっかけ。そして彼は1988年5月13日に、地元であるイリノイ州のシカゴにブルーパブを創業。すると、パブと造るビールは年々人気を博したため、1995年により多くのビール醸造を決意し1999年に2店舗目のブルーパブをオープン。現在は中西部最大規模の醸造所に成長し約50種類のビールを造っている。しかも人気のあるものは瓶詰めして外販し、アメリカ国内のみならずヨーロッパでも飲まれている。



今回飲んだマチルダはベルジャンスタイルペールエール。だがアルコール度が7度と書いているのでストロングエールになるのかも。口に含むと、チェリーを思わせる甘酸っぱい味がするが、思ったほど後口に強く残らず、ほんの少しまろやかにジワッ~と消えていく感じ。




















このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

カルデラのホポテュニティ・ノックス・エール。



この醸造所は1996年3月12日にオレゴン州のアシュランドに創業。翌年7月にファーストロットを製造し、その約1ヶ月後には完売するなど人気を博した。2001年から毎年各種コンテストに出品すると必ず受賞しており、その数74。2005年からは自社製品を缶に詰めて販売するようになった。



今回飲んだホポテュニティ・ノックス・エールは、名前の通りホップがノックしてくるかのように、ホップの苦みがガンガンと主張してくる。だが白ブドウやグレープフルーツを思わせる甘さと酸味があるため、苦みの主張を活かしながら中和させてる感じ。




















このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

御殿場高原ビールのへレス。



この夏限定の季節限定商品とのこと。

口に含むと、麦の香ばしい味を強く感じたのち、ほど良いキレ感と薄めの苦みを感じる。その後、薄めのコクと苦みがすこし目立ったかと思うと、スーッと小さくなって行き消える。

7dc7d01a.jpg















このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

アサヒのクラシックプレミアム。



ユニーグループ・ホールディングスのみで流通している数量限定商品とのこと。

ザ・マスターに似てる気がしたが、あれよりまろやかでキレ感が奥の方でする感じ。甘味も少し薄めな気がする。とか言ってみたものの、ザマスをだいぶ飲んでないから正確な比較になってないけどね。




















このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

香川ブルワリーが造る、さぬきビールのスーパーアルト。



口に含むと、程よいキレを感じたかと思うと、すぐに薄めのコクと広く薄く広がる甘みを感じる。甘味はロースト麦芽特有のものだけでなく、カラメルを思わせる甘さもした。だがキレ感が薄く長く続くため、爽快感を感じたままコクと甘さを味わえる。失礼ながら思いのほか美味かった。
























このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

このページのトップヘ