クラフトビールと盆栽の日記@高知

地ビール協会認定・ビアテイスター、ビア&スピリッツ協会認定・ビアアドバイザーのブログ。 飲んだビールのメモ帳&趣味の盆栽の観察日記です。 ※ビアスタイルガイドラインに沿った評価はしていません。

2013年09月

ケーニッヒ・ブラウエライのケーニッヒ・ピルスナー。



この醸造所は1858年にセオドール・ケーニッヒが創業した。創業の地はノルトライン=ヴェストファーレン州のデュイスブルグという都市の郊外にあるベックという村で、創業以来近年まで独立資本で経営していたが、2000年にホルステンの傘下になり、その後にホルステンがカールスバーグの傘下になるとビットブルガーに売却され、現在は同社の傘下にある。造るビールは創業当初からピルスナーで、1911年にケーニッヒ・ピルスナーというブランド名のピルスナーを開発し販売すると、初めは質の高いホップの苦みと芳醇さでビール通の間で有名になり、後にマス市場向けに流通されるとプレミアムビールとして全国で有名になった。また、そのビールは、サントリーの山本隆三氏がプレミアムモルツを開発する際に手本にしたビールの一つとしても知られている。



さて、今回飲んだのは、そのケーニッヒ・ピルスナー。

ラベルには1516年に制定されたビール純粋令に従っている旨が記載されている。SRM値は3くらいで、グラスに鼻を近づけると、麦の軽やかで香ばしい香りとともに、モルトの芳醇で甘そうな香りが広がる。口に含むと、麦の香ばしい味とほど良い苦みを感じ、それがジワジワと弱まりながらずっと続く。この間、香草のような味も感じる。全体的にモルトの芳醇な味と、しっかりとした苦みがあり、それらのバランスの良さを楽しめる一品だ。






















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シュラッペセッペルのケラービア。



この醸造所は、1630年代にフランクフルトの南にあるアシャッフェンブルグに、ジョセフ・ロシュレルというスウェーデンの元兵士が創業した。ジョセフ氏は1631年にグスタヴ王がこの地に進軍した際に、兵の一人としてこの地に赴き、兵たちにビールを造って振舞っていた。その味が高評だったので、彼は軍が帰った後もこの地にとどまり醸造所を創業。醸造所は一族で代々経営され、1795年のアダム・ロシュレルの代に最盛期を迎え、彼は君主御用達のビール醸造者として任命され、醸造所には1803年に永久醸造権が与えられた。だが1866年にロシュレル家はジョセフ・スタイガーワルドに譲渡し、その後は1899年にコンラッド・ヴォゲルに譲渡され1999年までヴォゲル家が経営。1999年からはイーダー&ヘイランド醸造所が経営し今に至っている。



さて、今回飲んだのはケラービア。

液を見るとケラービアなので濁っている。口に含むと、ほど良いコクと麦の甘み、目立たないように主張してるキレを感じたのち、再度麦の甘みをさっきより僅かに強く感じて消える。この間、ほどよい炭酸の刺激が苦味と一緒に主張し、またスムースな口当たりを感じさせる。ちなみに、シュラッペセッペルとはジョセフ氏のあだ名なのだが、その由来がカワイソス…。














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レイクフロント・ブルワリーのフィクスド・ギア・アメリカン・レッドエール。



この醸造所は1987年にウィスコンシン州ミルウォーキーに創業された。創業したのは、警察官をしていた兄弟と、その自家醸造仲間で、初めはバイト感覚で1回の仕込が2バレルと言う米国でも最小の部類にはいる醸造量だったが1997年に工場を拡張して規模を拡大。はるか遠い日本の地まで輸出出来るほどになっている。

造るビールは様々あるが、創業当時からダークラガー(特にボック)で名を馳せており(ボックはドイツに負けず劣らず北米のマイクロブルワーの定番季節商品)、3月中旬から下旬にかけて、地元の司祭にボックを祝福する儀式を取ってもらっている。



さて、今回飲んだのはそのボックではなく、フィクスド・ギア・アメリカン・レッドエールというレッドエール。

ラベルにはその名の如くフィクスドギアなバイクとスプロケの絵がある。SRM値はレッドエールと銘打っているが16前後か?口に含むと、芳醇でしっかりしたコクと苦みが口内いっぱいに広がり、同時にローストバーレイに起因する独特な味もする。その直後、目立たないようにキレ感がきて、コクと苦みでいっぱいになった口内を爽やかになるよう中和し、若干のコクと苦みと麦の甘みを残す。














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シュミットブロイのヅュンフティーゲヴァイセ。



この醸造所は1858年にレーゲンスブルクの北にあるシュヴァンドルフ市に創業した。創業したのは、肉屋兼ビール醸造所に勤務していたジョセフ・シュミットで、当初は小さな醸造所だったが着実に経営基盤を構築し、後の発展の礎をつくった。そして1935年、世界が不況にあえぐなか、当時この醸造所を経営していたケティ・ボグルによりシュヴァンドルフ市を代表する醸造所にまで育て上げられ、1957年にはケティ氏の娘夫妻であるルオランド家に譲渡され今に至っている。



さて、今回飲んだヅュンフティーゲ・ヴァイセは「力強いヴァイス」という意味を持つビール。口に含むと、サワワっと軽く柔らかいが、しっかりとある炭酸の刺激を感じると、バナナアイスのような甘みをほのかに感じる。














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マジックハットブリューイングのデモブラックIPA。



この醸造所は1994年にバーモント州バーリントンに創業した。バーモント州は全米の中で2番目に人口が少ない地(=需要量も少ない地)であるにもかかわらず、創業後年率2ケタで成長し、2008年には生産能力を2倍に増強。それでも生産が追い付かず、特に海外輸出では品切れが続出するなど大人気となっている。



さて、今回飲んだのはデモブラックIPA。

口に含むと、濃色麦芽に由来する香ばしい味とともに、アルコール度6%に起因するだろうほんの少し脳にカンッとくる刺激、コーヒーのようなマイルドな苦みと渋み、それに酸味がする。若干香草のような味もする。そのため後味はさっぱりしており、けっこう飲みやすい。














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シュラッペセッペルのエクスポート。



この醸造所は、1630年代にフランクフルトの南にあるアシャッフェンブルグに、ジョセフ・ロシュレルというスウェーデンの元兵士が創業した。ジョセフ氏は1631年にグスタヴ王がこの地に進軍した際に、兵の一人としてこの地に赴き、兵たちにビールを造って振舞っていた。その味が高評だったので、彼は軍が帰った後もこの地にとどまり醸造所を創業。醸造所は一族で代々経営され、1795年のアダム・ロシュレルの代に最盛期を迎え、彼は君主御用達のビール醸造者として任命され、醸造所には1803年に永久醸造権が与えられた。だが1866年にロシュレル家はジョセフ・スタイガーワルドに譲渡し、その後は1899年にコンラッド・ヴォゲルに譲渡され1999年までヴォゲル家が経営。1999年からはイーダー&ヘイランド醸造所が経営し今に至っている。



さて、今回飲んだのはエクスポート。

口に含むと、麦の甘みを感じるとともに、奥の方で主張してくるキレと苦みを感じる。その後は微かにキレと苦みと香ばしさが残り爽やかな後口になる。ピルスナーよりもボディが少し強めで、キレ感を良く感じられる。


















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ビショースフホフのヘーフェヴァイス。



この醸造所はバイエルン州レーゲンスブルグに1649年に創業した。1649年に創業したとは言っても、実はもっと昔からビール醸造を行っており、現存する記録によれば創業の約400年前の1230年にレーゲンスブルク教会の司教のために造っていたことが記されている。現在はレーゲンスブルクの町外れに移転してあるが(20世紀初頭に移転)、元々はレーゲンスブルク教会内に併設されていたそうだ。



さて、気になるお味のほうだが、口に含んだ瞬間、きめが細かくキリッとした炭酸の刺激を感じ、奥のほうで弱いもののしっかりした甘みとコクを感じる。少し液温がぬるくなるとバナナのような甘味をより感じやすくなる。全体的にどの期間を通じてもきめの細かいキリッとした炭酸の刺激があり、まるでシャンパンかのような爽快感のあるヴァイスに思った。一瞬、まさかとは思うがベルリナーヴァイセか?と思い、ラベルの醸造所を見るとバイエルン州にあるビショースホフだったので、やはりヘーフェヴァイスのようだ。というかアルコール感が全然違うし、ラベルにヘーフェバイスって書いてあるし。
















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