クラフトビールと盆栽の日記@高知

地ビール協会認定・ビアテイスター、ビア&スピリッツ協会認定・ビアアドバイザーのブログ。 飲んだビールのメモ帳&趣味の盆栽の観察日記です。 ※ビアスタイルガイドラインに沿った評価はしていません。

2014年03月

昨日行ってきました。

いやー、約6か月ぶりの自転車ライドですよ。しかも往復100キロオーバーで、復路は恐らくいつもの如くの向かい風地獄。生きて帰って来られるのだろうか(((;゚Д゚)))ガクブル と心配しましたが、何とか帰って来れました。





朝8時過ぎにスタート地点であるサンライズ糸山に到着。イベントは7時開始なので、駐車場は満車状態でした。なので、丘の下にある臨時駐車場に駐車したんですが、そっからサンライズ糸山までの登りで足がだるくなるというテイタラク。往復はおろか片道完走もムリじゃね?と思いましたが、せっかく来たんで行けるとこまで行くことにしました。

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約30キロ過ぎたあたりでも太ももがだーるだるです。しかも各登りでは太ももを攣りそうになりました。以前走ったときはこんなこと無かったのに。やはり頻繁に走ってないと駄目ですね。

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なんとか尾道到着。





ゴールが以前と違ってて、ジャイアントストア前になってました。

完走証と記念品をもらって帰ろうとしますが、ここで以前より気になってたことを係りの人に質問してみました。それは「さっき完走して今から今治に帰るんだけど、そん時もスタンプもらってゴールしたら記念品もらえるの?」ということ。係りの人「あー、そういう方いっぱいいますよ。はい、これ。どうぞどうぞどうぞどうぞ」っとダチョウ倶楽部顔負けのノリの良さで回答し、スタンプシートをくれました。さて、再スタートです。

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帰りの渡船で尾道城を

風が強いため鯉のぼりが元気すぎます。

ちなみに渡船はまだ動いていません。

この風に向かって帰るんか、はあぁ。。。





制限時間の午後5時に間に合うか心配でしたが、大三島の多々羅しまなみ公園にてガッツリ休憩。そして、大島の鵜島・尾浦行きフェリーのりばから始まる登り、それを下った後にある平地、そして向かい風セットの大橋という、しまなみ難所ワシ的ベスト3に挑みます。ここらへんから花粉症特有のサラサラ鼻水が出まくるというハプニングがありましたが、心配していた足の攣りもなく何とかクリアし、無事ゴールできました。





参加賞、往復分ありがとうございます。

他にも完走証(賞状とカードタイプの2種類)とバッジがありました。

さて、それではお目当ての場所に行きますかねぇ・・・。





えー、今治から高速ブッ飛ばして、来ました阿波国の徳島市へ。

そして本日のお目当てであるAwa新町川ブリュワリーに到着です。ここは岡山の吉備土手下麦酒で修業されたというオーナーさんが創業したブルーパブで、今はまだ製造免許の申請中なので、吉備土手下でビールを造って持ってきているとのこと。この地での醸造開始が待ち遠しいです。

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出しているビールは、ペールエール、クリスタルエール、スタウト、樽替わりエール、フルーツエールの5種類とのこと。これはペールエール。色は明るいオレンジがかった黄金色?で、無濾過のようで透明度は低い。ジョッキに鼻を近づけると甘い香りがする。口に含むと、全体的に甘味を感じるとともに強いキレ感も感じ、微かにホップの香りを鼻腔で感じる。甘みが主体だが強めのキレ感と恐らく隠れてある苦みにより甘ったるくなく、女性に気に入られそうな味に思った。



フルーツエール。今回のは柚子を使っているとのこと。色はベルジャンホワイトのような明るい黄色。香りをかぐと、柚子の皮の香りを凝縮させたような濃い香りがする。口に含むと、けっこう柚子を効かした味で、柚子の甘酸っぱい味をスパイシーに感じる。もしかしてオレンジピールの代わりに柚子の皮か何かを使って造ったベルジャンホワイトだろうか。たまに飲みたくなりそう。



樽替わりエール。今回のはカベルネ種のブドウを使ったエールとのこと。口に含むと、カベルネ種で造った赤ワイン特有の甘味とコクと渋みをバランスよく感じるが、ビールなのでワインと違いボディが軽く飲みやすい。また、カーボネーションによって、重くなりそうなボディが軽やかになっているようにも思う。後口に赤ワインのような渋みと甘みが少し残る。



スタウト。こちらは兄弟醸造所となる真備竹林麦酒が造ったものとのこと。美味い。

もっと味わいたかったが、ここらへんで睡魔が・・・。明日もお目当てがあるので、残念ながら退店しました。

完全なブルーパブになったらまた来たいと思います。
















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先日、國乃長ビールを造っている、壽酒造に行ってきました。



壽酒造は1822年に創業した、大阪府高槻市の富田町にある造り酒屋。もともとは菜種油を搾っていたという創業者が、500年以上の伝統がある地元・富田の酒造りが灘の台頭により衰退していくのを憂い、清酒製造をはじめたのが創業のきっかけとのこと。現在で7代目で、1995年からはビール製造を、2005年からは焼酎製造もはじめており、特にビール製造については大阪初、全国でも9番目に地ビール製造を始めたという老舗です。うむ、大阪初の地ビールメーカーですか。中々期待できそうです。



まずは梅田のホテルにチェックインして、そっから阪急京都線にのり富田駅で下車します(そう言えば、大阪でもスイカって使えるのね。持ってて良かった。)そして、駅から数百メートル歩いたところに、お目当ての壽酒造がありました。この日は蔵開きだったため、大勢の人が来ていました。

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蔵開きは年2回開催しており、9月にビール蔵、2~3月に清酒蔵の蔵開きをしているとのこと。なので今回はビール蔵の見学はできませんでした。けど、蔵出しビールは飲めるとのこと。せっかくなので清酒蔵を見学し、普段なかなか見られない仕込中の清酒の様子も見学しました。

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さて、お目当てのビールです。

右がケルシュで左がアンバー。

まずケルシュは、色は黄金色で恐らく無濾過のため透明度は少し低い。口に含むと、少し強めのキレ感を感じたあとに、微かに酸味を感じる。コクもあるが、キレ感によってさっぱりした印象で終わる。

次にアンバーは、気持ち明るめの銅色でこれも恐らく無濾過のためか透明度が少し低い。スタイル的にはアルトかと思うがどうだろう?口に含むと、微かな酸味とコクを感じ、微かに甘みも感じた気がする。口に含んだ瞬間のコクと、若干の酸味を感じた後にすぐにスッとしたら、それが続く感じ。

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貴醸ゴールド。

色は少し濃いめの黄金色で透明度は低い。香りをかぐと、少し香草とパインのような香りがする。口に含むと、少しまったりとした口当たりにパインのような甘味がする。微かにアルコール度が高いのかもしれないが独特のカンッとくる良い癖がある。もしかしたらゴールデンエールかもと思ったが、実際は何なんだろう?

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いやー、なかなか良いビールを造られてますね。ついつい、お土産にビール買っちゃいましたよ。あと、オリジナルグラスやら栓抜きやらも。なんかね、鳥獣戯画にでもいそうなカエルのキャラがついてるんすけど、それが若本規夫の声で「いよぉ~」って言ってるように見えたんで、ついつい買っちゃいました。

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はこだてビールの、社長のよく飲むビール。



・・・らしいですよ。そこのシャチョさんどーですか?

アルコール度は10%で、スタイルはストロングエールとのこと。色は明るい赤銅色でSRM値は13前後といったところか。透明度は少し低い。グラスに注ぐと、パイナップル、桃、バナナを混ぜたような甘くまったりした香りがする。口に含むと、まったりとした中~強程度のボディを感じるとともに、バナナと桃を主体としたフルーティーな濃いめの甘み、細かく弱い苦み、まったりと優しいが強めのアルコール感を感じる。そして、熟したバナナのような甘く、パインのような甘酸っぱい香りが鼻腔にくる。ボディが強めなので後口が重いかと思ったが、思ったほど重くない。


















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オホーツクビールのピルスナー。



我が高知市の姉妹都市である北海道・北見市にある醸造所のビール。

色は綺麗な黄金色でSRM値は5~6の間くらい。透明度は高い。グラスに注ぐと、麦の香ばしくも甘い香りが漂う。口に含むと、麦のふくよかな甘みとコクを感じたと思ったら、すぐに爽快なキレ感が込み上げてきて口内をスッとし、甘味と若干の苦み、ホップの爽快感を残しながら消える。
















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いずし浪漫ビールのアルト。



色は少し暗めの赤銅色、SRM値は15前後かな。透明度は高い。口に含むと、ほんのりとした苦みが主張してくる。一瞬だが酸味も感じるかも。ボディは弱く、酸味によって後口がサッパリするようになる。瓶のラベルを見ると、ご当地名物の出石蕎麦にちなみ、原料にそば粉を使っているとのこと。独特の苦みと酸味はそれに起因するのかもしれない。



ケルシュも美味い。

明るい黄金色でSRM値は5前後、透明度はほんの少し低い。グラスに注ぐと、かすかに香ばしい香りが漂う。口に含むと、ほど良いコク、それと同程度のカーボネーションによるキレ感を感じ、その直後に微かな酸味を感じる。これもアルト同様、独特のコクというか味が微かにする。そば粉、美味し、侮りがたし!





                     

 








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ビッグスカイブリューイングのパウダーハウンド。



この醸造所は1995年に、ニール・リーザー、ビョーン・ナボズニー、ブラッド・ロビンソンが、モンタナ州ミゾウナに創業した。創業のきっかけは1990年代の初めころ、リーザー氏とロビンソン氏が地元のブルーパブでラガーを飲んだとき「この地域でエールを造れば売れるかも」と思ったから。創業を思いついた2人は、地元経済界と繋がりのあるナボズニー氏と知り合い、試行錯誤のすえ創業計画を練って1995年に創業。数か月後にファーストバッチを醸造すると人気を博し、その数か月後には2種類の新商品も開発して経営を軌道に乗せた。



さて、今回飲んだのは、パウダーハウンドという冬季限定のエール。

SRM値は8~9の間くらいか。グラスに注ぐと、ハチミツのような甘い香りが漂う。口に含むと、ハチミツのような甘味と、微かに麦の甘みを感じるとともに、強くないがしっかりとある苦みと若干のコクを感じる。その後、ハチミツのような甘味が再び主張してくるが、その裏で苦みと微かなキレ感も感じるようになり、次第に後者が強くなって、それらが後口として残る。




















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新潟県の、ふじの井酒造の、純米吟醸・めぞん一刻。



わたくし、恥ずかしながら浪人して大学受験した身でして、その浪人時代の週末の終わりがテレビ高知(多分)で朝5時に放送されてた「めぞん一刻」を見て寝るというものだったので、この作品はとても思い出深いのですよ。なもんで、ついつい買ってしまいました。



口に含むと、まろやかな口当たりを感じたのち、米の甘み、若干の穀物風味、複雑な爽快感を感じる。全体的にはまったりな感じだが、後口で爽快な口当たりのなかに米の甘みを感じるため、そこそこ飲み応えがありつつも飲みやすい一品なのかと思う。



おまけの御猪口も、わかる人にはわかる良いものですね。

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仕事の関係で日本酒と関わる機会が多くなりまして、こちらを入手することに。

普段は日本酒は飲まないし(まあ、会社の飲み会で何故か役員どもに日本酒飲まされるんですが・・・。なんで、あの年代は日本酒の返杯合戦が好きなんすかねぇ・・・orz)、これからもそんなに飲まないと思うんですが、なんやら日本酒をはやらせようという風潮があるんで、しばらくその風に乗ってみようかなっと。



さて、今回飲んだのは我が高知県の安田町にある南酒造場の大吟醸・南。

なんでも高知県には南ブランドは大吟醸しか販売しておらず(南酒造場のメインブランドは玉乃井とのこと)、しかもその数は極々少量とのこと。飲んでみると、まろやかな甘みがあり、芳醇なコクを感じた後、キレ感を感じ、それが長く続く。この間、まろやかな甘みをずっと奥で感じる。


















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ケイズブルーイングのブルーマスター。



スタイルはペールエールか。色は少し明るめの銅色で透明度は低い。グラスに注ぐと、強めのホップの香りを感じる。口に含むと、香草のようなホップの苦みがグッと来ると同時に、それが強いためかチェリーのような酸味も感じる気がする。口に含んだ瞬間はけっこう重めのボディだと思ったが、すぐに口内がスッとして軽くなり、苦みがほどよく続く。


















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胎内高原ビールのヴァイツェン。



色は明るい黄金色で透明度は高いが、クリスタルほど高くない。グラスに注ぐと、バナナのような香りが微かに漂う。口に含むと、バナナのような甘さやチェリーのような甘酸っぱさを感じ、同時にかなり強めのキレ感を感じる。そしてキレ感がグーッと強くなり、スッと消える。


















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