クラフトビールと盆栽の日記@高知

地ビール協会認定・ビアテイスター、ビア&スピリッツ協会認定・ビアアドバイザーのブログ。 飲んだビールのメモ帳&趣味の盆栽の観察日記です。 ※ビアスタイルガイドラインに沿った評価はしていません。

2014年10月

クルー・エール・ワークスタットの、クルー・リパブリック ファウンデーション�U。



この醸造所は2011年にマリオ・ハネルとティム・シュニグラを中心にした5人がミュンヘンに創業した。創業のきっかけは、ハネル氏とシュニグラ氏が、アメリカでドイツでは珍しいペールエールなどを飲んで、その味に魅かれたから。2人は帰国後にドイツには無いスタイル(ペールエールなど)を自家醸造して楽しんでいたが、ついに創業を決意、2011年に創業した。造るビールのブランド名はクルー・リパブリックで、造るスタイルはIPAやスタウトなどドイツメーカーらしからぬものばかり。その珍しさからか地元の若者から絶大な人気を獲得しているとのこと。ドイツと言えばピルスナー、ケルシュ、アルト、ヴァイツェンなどが有名でスタウトやペールエールは見たこと無かったが今後はこんなスタイルも増えていくんだろうか。楽しみである。



さて、今回飲んだのは、ファウンデーション�Uというジャーマン・ペールエール。

色はくすんだ橙色~薄めの銅色くらいでSRM値は9くらい。透明度は低い。グラスに注ぐと、マイルドにした柑橘系の香りと、弱く柔らかなホップの香りが漂う。口に含むと、ペールエールにしては重厚なコクとホップの苦みを感じ、直後に鼻孔を柑橘系の香りが弱くスッと抜ける。微かにオイリーな口当たりがする。苦みが弱く残り、それより少し強めで柑橘系の風味も残る。まるでクラシックピルスナーを思わせるしっかりしたコクのある造りだが、ペールエールらしい柑橘系の風味と軽やかさも兼ね備えており、なかなかに美味い。ジャーマン・ペールエールという新スタイルの今後が期待できます。
























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アウグスのラガー。



グラスが汚れてたようで泡立ちが悪いのはご勘弁を。。。

口に含むと、爽快なカーボネーションと程良いキレ感と苦みを感じて口内がスッとしたと思ったら、その直後にそれらを覆うようにブワッとやってくる麦の甘みを感じる。その後は、口内がスッとしたまま、微かな苦みと麦の甘みが長く残る。思った以上に美味い。こんなに美味いと知っていたら、東京行ったときに六本木の店に入り浸ってたら良かったよ。今度行ってみ・・・、イヤ、キモオタなアテクシ的には場所が敷居が高いので、通販で楽しみますわ。






















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いわて蔵ビールの、金蔵(きんくら)。

 

色はきれいな黄金色でSRM値は4~5の間くらい。透明度は高い。グラスに注ぐと、モルトによる濃いコクのありそうな香りのなかに微かに爽快なホップの香りが漂う。口に含むと、爽快なカーボネーションによるキレ感を感じるとともに、苦みと、香りに違わぬモルトの甘みとを感じる。その直後に口内がスッとし、芳醇なコクとまったりとした甘味とが弱く残り、時折、苦みが主張してくる。なかなかしっかりした造りのピルスナーで美味い。
























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ミッケラーの、アイ・ハードコア・ユー。



この醸造所は、2006年に、元高校教師のミッケル・ボルグと、ジャーナリストのクリスチャン・ケラーが、デンマークのコペンハーゲンに創業した。2人はともに趣味で自家醸造していたのだが、多くの自家醸造ビールの大会で受賞したのをきっかけに創業動機が高まり、ついに2006年に創業。そして、その翌年にレートビアの年間最優秀醸造所に選ばれ一躍有名になった。だが、同年ケラーはジャーナリストの仕事を続けるため経営から手を引き、現在はミッケル一人で経営を続けている。



さて、今回飲んだのはブリュードッグとのコラボ商品である、アイ・ハードコア・ユーというインペリアルIPA。レートビアで99点をとったあのビールを数年遅れで頂きました。色は銅色でSRM値は14くらいだろうか。透明度は低め。グラスに注ぐと、カラメルのような甘い香りと、色々なハーブの香りが漂う。口に含むと、カラメルやハチミツのような甘い味をメインに感じるが、その周囲でグラッシーな風味とグレープフルーツやブラッドオレンジのような甘く渋い風味を感じ甘ったるくない。同時に結構強めの苦みを感じるものの、甘さが目立つため、IBU値が100らしいが思ったほど強く感じず(イヤ、強いことは間違いないが)程良く存在している。なかなかに甘さと苦みそれに渋みなどがバランスよく主張してきて、かつ纏まっていて美味い。






















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ヤッホーブルーイングの、「僕ビール、君ビール。」



本日コンビニにて一斉発売のこの商品。

なんと発売前日に、しかも樽生のやつを飲めましたよ。

スタイルはセゾンとのこと。色は薄めの黄色でSRM値だと3くらいかな。香りをかぐと恐らく酵母によるだろう独特の香りがする。日本酒酵母で発酵させた吟醸ビールによくある香りかたに似ていると感じた。口に含むと、爽快な口当りのなかからおそらく酵母によるだろう独特なフレーバーが漂い、なんとなくまったりとした柑橘系のフレーバーと、ほどよい苦みと甘みとを感じる。なんかセゾンというより独特のクセのあるセッションIPAっぽいなと思ったら、液温が落ち着いてくると、後口の残りかたと、後から現れてきた酸味がセゾンっぽいなと思った。セゾンといえば酸っぱいイメージが強かったので以外に美味く飲みやすかった。また飲みたい。
























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この醸造所は1987年にケネス・アレンがカリフォルニア州ブーンビルに創業した。当初造っていたビールはエール、ポーター、スタウト、ウィートビアで、他社に負けない独特の目立つ味を出すことを目標に醸造しており、その甲斐あってか数々の賞を受賞し人気を博した。1996年には醸造規模を拡大するため醸造所をブルーパブから少し離れたところに移設し、1998年には前年の2倍もの量を醸造するに至った。同社を成長させたケネス氏だったが2010年に引退し、トレイ・ホワイトに売却。ホワイト氏は以前ジェネラルマネジャーを務めていたフォル・アレンをブリューマスターとして再雇用し現在に至っている。

さて、今回飲んだのは、ブーント・アンバーエール。
色は銅色でSRM値は15くらい。透明度はやや低いかも。グラスに注ぐと、ホップの爽快な香りとともに、それを覆うようにモルトの甘い香りが漂う。口に含むと、ほどよく爽快なカーボネーションを感じ、その間にカラメルのような弱い甘みと、同程度の弱さの苦みとを感じる。その後、口内が少しスッとし、甘味と苦みが弱く長く続く。ライト~ミディアムボディだが、そこそこ飲み応えがあり美味い。















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スカ・ブリューイングのエスティバル・クリーム・スタウト。



この醸造所は1995年にビル・グラハムとデイヴ・ティボドゥーによって設立された。場所は第1回MTB世界選手権が開かれた地であるコロラド州のデュランゴと胸熱な地にある。ブランド名のスカは音楽のスカにちなんでいるとのことで、グラスにあるロゴマークを見ると、いかにもな2トーンの市松模様がある。



さて、今回飲んだのはエスティバル・クリーム・スタウトというシーズナルのスタウト。

グラスに注ぐと、カカオのような甘く少し刺激のある香りが漂う。口に含むと、爽快なカーボネーションによるキレ感と微かな苦み、そして微かな酸味を感じたと思ったら、奥から、クリームのかかった、チョコレート、モカコーヒー、カカオのような風味が現れてくる。その後、口内がスッとし、かすかに苦みと甘みが残る。

最近巷ではセッションIPAやセゾンが流行ってるそうですが、最近のわたしゃ、こういう甘めのクリームスタウトやミルクスタウトがお気に入りです。



スカ モーデュス ホペランディ IPA 缶

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ブリマー・ブルーイングの、ノーザン・カリフォルニア・コモン。



このビールは、日本での使用はブリマーが初めてという北カリフォルニアで生産されている「ガーゴイル」と「アイヴァンホー」というホップを使っているとのこと。色は少し薄めの銅色でSRM値は9くらいかな。口に含むと、爽快なカーボネーションを感じたと思ったら、少しカラメルやマンゴーを思わせる甘さと、鼻孔で華やかなフラワリーな香りとを感じ、その直後にキレ感と苦みが押し寄せてきて、口内がスッとして、少し甘みと苦みを残して消える。





【神奈川地ビール】ブリマー ポーター 330ml

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道後ビールの、ケルシュ。



色は黄金色でSRM値は5くらい。透明度は高い。グラスに注ぐと、少しスパイシーな香りの中にバナナのような甘い香りが漂う。口に含むと、爽快なカーボネーションと苦みを、原料の小麦によるだろう柔らかな風味の中で感じる。その後、苦みが再び現れてきて、ジワジワと消えていく。特定の味や香りが目立っているわけではないので、色々な料理に合わせやすいと思う。








































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九十九里オーシャンビール・ペールエール。



色は薄めの銅色でSRM値だと8前後。透明度は高い。グラスに注ぐと、前面で弱くホップの爽快な香りがし、その奥から甘い香りがブワッと押し寄せてくる。口に含むと、爽快なカーボネーションと結構しっかりとした甘みを感じたと思ったら、直後に苦みを感じて口内がスッとし、鼻孔にホップの爽快な香りと甘い香りとが柔らかく抜ける。その後、苦みと甘みとがかすかに口内に残る。



自家製ソーセージとのセットを購入したのだが、これも美味かった。

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