クラフトビールと盆栽の日記@高知

地ビール協会認定・ビアテイスター、ビア&スピリッツ協会認定・ビアアドバイザーのブログ。 飲んだビールのメモ帳&趣味の盆栽の観察日記です。 ※ビアスタイルガイドラインに沿った評価はしていません。

2014年10月

キリンビールの、グランドキリン・ホップフルーティー。



色はきれいな黄金色でSRM値は5前後。透明度は高い。グラスに注ぐと、ホップの瑞々しくグラッシーな香りや、かすかにマスカットを思わせる香りが漂う。口に含むと、爽快なキレ感と苦み、モルトの甘みを感じ、ホップの瑞々しく爽快でグラッシーかつ少しフルーティーな香りが鼻孔を抜ける。カーボネーションが細かく多くあるのでキレ感を上品に感じる。後口にほどよい苦みと瑞々しさが残る。




































このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

梅錦ビールの、ピルスナー。



色はきれいな黄金色でSRM値は5くらい。透明度は高い。口に含むと、結構強めの苦みと、それを支えるようにあるカーボネーションを感じ、同時に鼻腔に華やかなホップの香りが抜ける。その後、苦みがじわじわと消えていく。



梅錦ビール ピルスナー

梅錦ビール ピルスナー
価格:566円(税込、送料別)




























このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

ブラウエライ・カイザードムのドゥンケル。



この醸造所は1718年にゲオルグ・モルグがバイエルン州バンベルグのガウスタッドに創業した。1900年にはアントン・ミュラーの所有となり、ブラウエライ・ミュラーズという社名に変わったが、1910年にゲオルグ・ワーナーがミュラー氏の娘と結婚したのをきっかけにブラウエライ・ワーナーと名を変え、以後、ワーナー家が経営することになる(その後、ブラウエライ・ガウスタッドと社名が変わっている)。そして1972年にカイザードムというブランドを開発すると、それが大ヒットして同社の看板商品となり、1980年に社名をカイザードムへと変更して現在に至っている。



さて、今回飲んだのはドゥンケル。

口に含むと、ロースト麦芽によるカカオのような香ばしい甘味と苦みを感じる。その後、全体がスッとして、苦みと甘みと微かな酸味とを同程度感じるようになり、それらが静かに消えていく。


















このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

ブラウエライ・ベックのベックス。



この醸造所は1873年にリューダー・ルーテンベルク、ハインリッヒ・ベック、トーマス・メイによってブレーメンに設立された。設立当初の社名は、ブラウマイスターであったベックス氏とメイ氏にちなんで「カイゼルブラウエライ・ベック&メイ」という名だったが、その2年後にメイ氏が手を引いたため、社名を現在のブラウエライ・ベックスに変更した。その後、ルーテンベルグ家とベック家により経営されていたが、2002年にベルギーのインターブリューに買収され、2008年以降はアンハイザーブッシュインベブ(旧インターブリュー)の傘下に入っている。



さて、今回飲んだのは、同社の代名詞であるベックスというピルスナー。

色は少し薄めの黄金色でSRMは4くらい。透明度は高い。グラスに注ぐと麦の香ばしい香りとキレのありそうな香りが漂う。口に含むと、爽快なキレ感を感じると同時に、キレ感に支えられて強く存在している苦みと、その裏で麦の香ばしさと甘みとを感じる。その後、口内がスッとした後に、麦の風味を再び口内で感じ、苦みとキレ感が弱くだが長く残る。





 【ビール】 ベックス 330ml

 【ビール】 ベックス 330ml
価格:334円(税込、送料別)
























このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

田沢湖ビールのダークラガー。



色は焦げたカラメルのような色でSRM値は18くらいか。透明度は高く、泡持ちは少し長い。グラスに注ぐと、ロースト麦芽の香ばしい香りを奥で感じるとともにホップの爽快な香りも感じる。口に含むと、ほど良いカーボネーションを感じたと思ったら、ローストバーレイの香ばしく甘い香りが鼻孔をぬけ、苦みを感じる。その後は後口に苦みが残る。


















このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

タイニーレベル・ブルワリーの、波動拳IPA。



この醸造所は、ブラッドとガズというホームブルワーが、2012年にウェールズのニューポートに創業した。造るビールはエール系ばかりで、そのうちのダーティー・ストップ・アウト(スタウト)は2013年のGWBFで金メダルを、フーバー(アメリカンIPA)は銀メダルを、そしてアーバンIPAは銅メダルを受賞するという快挙を達成。さらにその翌年のGWBFでフーバーは金メダルを受賞している。なかなか質の高いビールを造る醸造所である。あと、トレードマークが怖カワイイ。



さて、今回飲んだのは、波動拳IPA。

20年位前に流行ったあのゲームにインスピレーションを受けて造った一品とのこと。

色は濃いめのオレンジでSRM値だと9前後くらい。グラスに注ぐと、華やかでまったりとしたフルーティーな香りが広がる。長期熟成物によくある熟したフルーツのようなまったりしっかりとした甘い香りもして、なかなかに良い香りだ。口に含むと、けっこうしっかりとした苦みを感じるとともに、香りに違わぬフルーティーな甘みを感じる。その後、奥で苦みをジワジワと感じながら、甘みと高アルコールによるまったり感を口内全体で感じ、その後に口内がスッとして、苦みと甘みが微かに後口に残る。ラベルを見るとIBU値が80あるとのこと。そりゃ苦いはずだ。



タイニーレベル アーバン IPA 5.5/330 [12409]

タイニーレベル アーバン IPA 5.5/330 [12409]
価格:690円(税込、送料別)


























このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コエドビールのパラドキシカルIPA。



色は明るめのオレンジと黄色の間くらい?でSRM値だと4くらいかな?香りをかぐとシトラシーな香りがする。口に含むと、レモンやグレープフルーツのようなシトラシーな香りと、百合の花のようなフラワリーな香りとが鼻腔を抜け、同時にしっかりとした苦みと、その裏で甘みを感じる。その直後、再び苦みとホップの爽やかな風味、そして程よく重みがありつつも軽やかなボディを感じさせて消える。






























このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

道後ビールのアルト。



色は銅色でSRM値は14くらい。透明度は高い。グラスに注ぐと、少し焦げたパンのような香ばしい香りがする。口に含むと、ホップの爽快な香りが鼻孔をうっすらとぬけて、苦みと、ほどよいカーボネーション、ほとんど感じない甘さとを感じて消える。


























このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

ブラッスリー・ド・ヴェズレーのオーガニック・ペールエール。



この醸造所は、フランスのブルゴーニュ地方にあるモルヴァン自然公園の区域内・ヴェズレーの丘のふもとに2012年に創業した。造るビールはダークラガー、ホワイトビアー、ペールエールの3種類で、いずれも使用する原料はオーガニックを使用。特にペールエールはパリ農業コンクールで銅賞を受賞した一品とのことで、醸造所イチオシの商品らしい。



さて、今回飲んだのは、そのペールエール。

色は無濾過のため少しくすんだオレンジ色をしておりSRM値は6前後。透明度は低い。グラスに注ぐと、しっかりとしたモルトの甘い香りとホップの爽快な香りとをうっすらと感じる。口に含むと、かなり強めのカーボネーションを感じ、同時にブラッドオレンジのような甘みと渋み、そして苦みを感じる。比較的苦みが目立つため飲み応えがあるが、カーボネーションが強いため、カーボネーションが引いた直後に口内がスッとし、軽やかな後口になる。その後、再度、苦みがうっすらと現れて残る。




























このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

エイブリー・ブリューイングのIPA。



この醸造所は、1993年にアダム・エイヴリーが、コロラド州ボルダーに創業した。造るビールは通年商品のほか季節限定商品もあるが、いずれも年々種類が増加しており、それに応じるように生産規模も拡大させ、今やコロラド州の5大ブルワリーの一角となっている。



さて、今回飲んだのはIPA。

色は明るいものの少し曇り気味の黄金色でSRM値は5くらい。透明度は若干低い。グラスに注ぐと、乳成分入りのフルーツジュースのようなかなり甘い香りが漂う。口に含むと、香りで思ったほどフルボディでは無いものの、乳成分入りのフルーツジュースのようなまったりと甘い風味を感じ、苦みをメインに感じたのち、裏で甘みを感じる。全体を通じて苦みと飲み応えはIPAらしいしっかりとした造りだが、ファーストとフィニッシュの飲み応えが、フルーティーな風味のためか軽やかで、次々と飲みたくなる。




















このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

このページのトップヘ