クラフトビールと盆栽の日記@高知

地ビール協会認定・ビアテイスター、ビア&スピリッツ協会認定・ビアアドバイザーのブログ。 飲んだビールのメモ帳&趣味の盆栽の観察日記です。 ※ビアスタイルガイドラインに沿った評価はしていません。

2018年07月

東京都の世田谷区経堂にある後藤醸造に行ってきました。



この醸造所は後藤さん夫婦が2016年7月に開いたビアバーがベース。2017年7月6日に免許を取得し、同年8月14日に初仕込み、 同年9月20日に遂にオリジナルビールである「経堂エール」を販売しました。場所は小田急線経堂駅から歩いて5分かからない程の所という好立地にあり、ほど良く賑やかな商店街の中にあります。

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バーの隣に醸造所がありました。

左にあるのが煮沸釜とワールプールタンク、その奥に見える白い場所が樽貯蔵用&バータップに繋がっているビール樽の供給用の冷蔵庫。そして右にあるのが300Lの発酵タンクで全4基あるそうです。

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経堂エール。

美味い。

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新作のスターゲイザーIPA。

色は銅色でsrmは10くらいかな?透明度は高く、泡立ち泡もちも良い。口に含むと、しっかりとした苦みを感じるが、ほど良くドリンカブルで鼻孔にかすかにメロンのような香りがした気がする。フレーバー、アロマ共に弱めで苦みをよく感じたような気がする。

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ところで店でスターゲイザーという名前を見て、まっさきにこれ↓を思い浮かべてしまった。こうゆう長めの溜めて溜めてな感じの曲カッコいいよね。ハロウィンのキーパーオブザセブンスキーとかも最高。



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鹿野酒造の、常きげん・純米大吟醸・キス オブ ファイア。



2012年と2013年のノーベル賞ナイトキャップパーティーで出された一品。また2005年のルイ・ヴィトン日本法人のニューイヤーパーティーに日本酒として初めて振る舞われた一品とのこと。グラスに注ぐと、焼きつけるような吟醸香、アルコールの香りを感じる。口に含むと、甘くフルーティーな風味を感じると共に、鼻孔に吟醸香がぬけ、同時にアルコール感による焼けるようなキレ感を、いずれもバランスよく感じる。その後、キレ感を柔らかく長くジワ~っと感じ、ほどよく米の甘味を感じるようになる。常温に近づくと甘味をメインに感じる。







ちなみにヴィトンと言えば、元ルイ・ヴィトン・ジャパンおよび同グループ代表取締役社長や、ルイ・ヴィトンのフランス本社であるマルティエ社の特別顧問を務めた、我らが高知県出身の秦郷次郎の本が面白い。


























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純米吟醸の無濾過生原酒のおりがらみ。



グラスに注ぐと、少し黄色がかった色。口に含むと、パインのようなフルーティーな風味と、しっかりとした苦みと渋みを感じる。苦みと渋みがメインで、その裏でパインのような味を感じて苦み渋みを中和している感じ。そしてキレ感が増してきてフィニッシュでは爽快な印象で終わる。

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後藤醸造の経堂エール。



アメリカンペールエールとのこと。色は橙色でSRM値は8くらい。透明度はやや低く、泡立ち泡持ちはふつう。グラスに注ぐとフラワリーで華やかな香りがする。口に含むと、ホップの華やかな香りが鼻孔をぬけ、ほどよく苦みとモルトの甘味とをバランスよく感じる。鼻孔をぬける香り>苦み甘味≠カーボネーションという順に強いためドリンカブルなのに程よく飲み応えがある。

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実はこのビール、クラウドファンディングのリターンとしてゲットした一品。製造場所がブリマーなのは設備を借りて造ったからなのだろうか?

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うちゅうブリューイングの宇宙IPA。



色は橙色でSRM値は8くらい。透明度は低く泡立ち泡持ちはふつう。グラスに注ぐと、いかにも苦々しいIPAを思わせるホップの香りがする。口に含むと、強烈な苦みとコク、それらを陰で支えるキレ感を感じる。その奥からほとんど感じないがフルーティーなフレーバーがゆっくりと現れてる気がする。そして再度、ジリジリとした苦みを長く感じる。6年ほど前に飲んだブリッジポートのホップツァーリに似てるかもと思ったがどうだろうか?

その後、今度は液温をほんの少し高めにしてもう1本飲んでみた。そしたらフルーティーな香りと味が増して飲めた。液温を変えて飲み比べても楽しい。

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黒龍酒造の黒龍 大吟醸。



グラスに注ぐと、シンナー系のエステル香をメインに、その周囲でバナナのような甘い香りを感じる。口に含むと、なめらかな口当たりでスルッと飲め、バナナのような甘みを感じる。また、同時に鼻孔にエステル香がぬけるため、口当たりはライトで甘いのに、なんと言うか重厚と言うか硬い印象も受ける。直後にジリジリとした苦みが長く残る。基本スッキリした味だが甘みやエステル香によって深みのある味になってる。

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キリンビールの「一番搾り 匠の冴」と「一番搾り 超芳醇」を飲み比べてみた。



まずは、一番搾り 匠の冴。口に含んだ瞬間は、キレ感が少し強めなのと鼻孔に来る香りの影響でか実温度より冷たく感じるように思う。その後、一番搾りらしいスッとした後味とホップの爽快さを感じる。

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お次に、一番搾り・超芳醇。口に含むと、キレ感が少し強めで、一番搾りらしいホップの爽快さ、ラガーのコク、クラシックラガーのクリアな苦みを混ぜたような感じ。少しアルコール感が強く、それがクリアな口当たりを邪魔しているようにも思った。まあ美味いことは間違いないんだけど。

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