2020年08月
ブラックタイドブルーイング・デイズオーバー
軽井沢高原ビール・2020年セッションIPA
丹波篠山旅路のブルワリー・ピルスナー
松本ブルワリー・アルペンラガー
珈琲屋 凡豆・イタリアンローストブレンド
アカイノロシ・チャーリー ダークロースト
ミロクブルワリー・旋風うどんIPA
ちょいと香川に行く用事があったんで、丸亀に寄ってミロクブルワリーで飲んできた。
まずは阿宇観(アジカン)というラガー。レモンのようなフルーティーな風味がし、ほどよいコクを感じたと思ったら、奥で苦味とキレとが支えていて、段々とそれらが表に出てきてバランスよく消える。美味い。
次に旋風。うどんを原料に使ったIPA。カマタマーレ讃岐の開戦に合わせて作ったIPAで、三豊町のうどん店『もり』提供のうどんを使っているとのこと。ホップによるトロピカルなフレーバーに、爽快なキレ感と苦味がそれを引き立ててる。そして、フィニッシュ近くで感じるうっすらと膜を張ったような独特なコクと風味がうどん経由で作った小麦由来の風味なのかもしれない。美味い。
愛しのローズマリーという近所の方が育てたっぽいローズマリーを使ったセゾン。ローズマリー感は正直そんなにしないけど、独特の風味があって美味い。ローズマリーよりセゾン酵母っぽい香りの方がよく感じるかも。ガチでローズマリーの風味を感じたかったら、ローズマリーをビール液に30分ほど付けるだけでかなり風味が付く。液温が落ち着いてくと後からローズマリーの風味をよく感じるようになる。セゾン酵母とローズマリーの香りってけっこう合うのかも。美味い。
ゲストビールの梅錦ビール・ソクジョウ。清酒酵母(速醸酛)のみで醸した一年に一度だけのビールらしい。たしかにメロンの風味をメッチャ感じる。これは美味いぞ。度数は7.5%と高いのにあっさりとしてて飲みやすく、IPAによくあるホップフレーバーやキレ感とかで飲みやすいように誤魔化してる訳でなく、ガチでアルコール感を感じさせず飲みやすい。ヤバイ奴だ!
【クラフトビール探訪・その208】兵庫:丹波篠山ジグザグブルワリー
兵庫県の丹波篠山市にある、丹波篠山ジグザグブルワリーに行ってきました。
この醸造所は新聞販売所を経営していた山取さんが2012年8月に開業しました。醸造免許は2012年7月に取得し、同月に醸造開始、そして8月12日にリリースしています。場所は丹波篠山市中心街から車で約15分ほど京都方向に進んだところにある福住という地域にあります。ちなみに直線距離で約200メートルほど離れたところに2019年に開業した丹波篠山旅路のブルワリーがあります。こちらも訪問しようと思ったのですが、コロナの影響かパブも直売もやっておらず訪問を取りやめました。ちらっと前は通ったのですが、中で作業はされていました。
ブルーパブ内部です。平日に突然訪問したので、お土産にビールを買って帰りました。醸造所見学をお願いしようかと思いましたが、長靴を履かれてたので多分作業中だと思い遠慮しました。
ペールエール。色は気持ち薄く濁った銅色でSRMは10前後。透明度は低く泡立ち泡持ちはふつう。グラスに注ぐと、モルティーな甘い香りをメインに、その中からほんのり柑橘のような香りがするかも。もしかしたらそれが密いっぱいのフラワリーな香りに思うかもしれない。口に含んでも香りと同様にモルティーで蜂蜜を思わせる甘さをよく感じ、その裏からジリジリとした苦味とキレとが現れてくる。ペールエールだけど後口でライトボディになるバーレーワインと言った感じ。
ベルジャンブロンド。色はくすんだ黄金色でSRMは6くらい。透明度は低く泡立ち泡持ちはふつう。グラスに注ぐと、リンゴやバナナやバニラのようなフェノール香を感じる。口に含むと、鼻腔にアロマと同様な香りがぬけて、口内では甘味とキレ感とをよく感じて口内がスッとする。
黒豆インペリアルIPA。丹波篠山産の黒豆を使ったIPA。色は銅色でSRMは17くらい。透明度は低く泡立ち泡持ちはふつう。グラスに注ぐと、ちょっと弱めのバニラビーンズの香りがする気がする。口に含むと、まったりアルコール感と甘味、そして黒豆に由来するだろう深いコクと独特な風味を感じる。なのにスッキリ。めちゃ美味い!
ヴァイツェン。グラスに注ぐとバナナの甘い香りをよく感じる。口に含むと、香りと同様なバナナのようなまったり凝縮した甘味を感じるが、直後に苦味とカーボネーションによるキレをほどよく感じ、それが甘味を中和してバランスよくしてる。ヴァイツェンあまり好きじゃないけど、ここのは好きだわ。めちゃ美味い。
有馬温泉いって有馬ビール飲んできた
一月くらい前だと思うけど、有馬ビールを飲みに有馬温泉に行ってきました。そして、せっかくなんで有馬の地を散策し、7つあるという源泉を見て温泉に入ってきました。
まずは炭酸源泉。7つある源泉の中で最も高い位置にあり、有馬名物・炭酸せんべいの名の由来になった源泉だそうです。源泉には立派な櫓が建てられています。
パッと見は特段炭酸が含まれているようには見えないんですが、、、

飲んでみると、たしかに炭酸でした。

源泉ではなく泉源なんだね。昔はこの泉源から取れる水に砂糖を入れてサイダーを作っていたそうです。

銀の湯のすぐ近くに、もうひとつ泉源があります。それが極楽泉源で、有馬温泉をこよなく愛した豊臣秀吉が、自分の湯殿に引かせるために掘ったそうです。

で、その湯殿があったのが、極楽泉源の隣にある現・極楽寺と、、、

、、、念仏寺。いずれも秀吉が65軒あった民家を撤去させて造った湯山御殿の跡地に建てられています。

んで、お待ちかねの有馬ビールですよ。
まずは有馬ビールのジャパンエール。ケルシュかな?お次に有馬ビールのブラックエール。デュンケルっぽい。チョコレートのようなローストモルトの甘味をよく味わえて、その裏にキレ感を感じる。さらにキレ感の裏に苦味が隠れてる。

あてに有馬温泉名物の炭酸せんべいを。しかも賞味期限が5秒という『生』炭酸せんべいを食った。

モチモチしてて美味い!
