新潟県胎内市にある胎内高原ビールに行ってきました。
この醸造所は1999年に旧黒川町が設立。当初はレストランと売店を併設した醸造所でしたが、一時期はレストランが閉鎖され、後に再開され、今現在またもや閉鎖されています。
昔は二階にレストランと売店があり、廊下の窓から一階にある醸造所を眺められたそうです。また、レストランを閉鎖していた時も試飲は出来たそうです。ですが今は一階に売店があり試飲も出来なくなっています。仕方ないので中条駅前にある直営のビアダイニング・エンで飲むことにしました。
エンは17時から開店なので、暇つぶしに周囲を自転車で走ってみました。川を挟んで左にあるのが胎内高原ビール園で右にある西洋の城のような建物はホテルです。実はここに来る計画を練っている時にこのホテルに泊まろうかと思っていたのですが、ビール園で飲めなかったので辞めて正解でした。けど温泉とMTBトレイルが気になります。
胎内観音。
これがMTBトレイルです。ホテルの近くにあるっぽいので、走った後に温泉入って、胎内高原ビール園で作りたてビール飲んで、このホテルに泊まってみたいです。
川沿いに桜並木の小道がありました。かなりの距離があります。というかロードバイクを乗るのにちょうどいい町です。
ではエンのある中条に向かいます。その前にビールの代わりにアルトを使ったアイスクレープを。
ここがエンです。醸造所から約15キロ離れています。
飲み放題2200円とのこと。グラスが一杯500円なので5杯飲めば元が取れるので飲み放題を選択。5杯なんて余裕でしょ。
まずはピルスナー。色は黄色でSRMは4〜5くらい。透明度は高いがほんの少し濁り気味かも。香りをかぐと何故か赤ぶどうに似た甘い香りを少し感じる。口に含むと、やはり赤ぶどうに似た甘みを感じるが、直後に口内がほどよく爽快になり、さらに直後にほんのり苦味を感じる。美味い。
左はヴァイツェン。色は黄色〜黄金色でSRMは5くらい。透明度は高いが泡立ち泡持ちは弱めなのかも。口に含むと、カーボネーションの刺激と甘み、苦み、小麦の風味、クローブの風味、いずれもをしっかりとバランスよく感じる。美味い。右はシトラヴァイツェン。ヴァイツェンより色が濃くSRMは6くらい。透明度は高くヴァイツェンより少し泡立ち泡持ちが良さそう。口に含むとシトラホップのオイリーさを感じ、直後に柑橘の白皮の風味をほんのりと感じたと思ったら、シュッとしたキレ感としっかりとした苦みをほんのりと感じる。美味い。
左は吟籠麦酒ホワイト。新潟県産コシヒカリを使ったビールらしい。色は黄色でSRMは4くらい。透明度は高いが少し濁り気味かも。泡立ち泡持ちは良さそう。口に含むと、白ワイン、少しオレンジ、さらにそれより弱くマンゴーを思わせるフルーティーなフレーバーがする。奥でコシヒカリ由来だろう少し厚みのある旨味を感じるが、カーボネーションのキレ感によって中和されほどよくドリンカブルに仕上がってる。美味い。右はアルト。SRMは18くらい?透明度はある。泡立ち泡持ちはふつうにかも。口に含むと、地味だけど複雑な甘みをよく感じられる。それを支えるように苦みとカーボネーションのキレ感が仕事してる。美味いぞこれ。
最後にピルスナーとアルトをおかわり。料理も美味くて大満足でした。