2021年08月
スーパードライを飲み比べた
たまたまスーパーで数種類のスーパードライを売っていたので買って飲み比べてみた。
まずスーパードライは、昔は気付かなかったけど米とコーンスターチ由来なのか奥行きのあるコクと風味がある。苦味やカーボネーションによるキレ感とドライ感は後からジュワッ!と全体のバランスをとりながら強くなる。そして後口に再度コーンスターチなどの旨味を感じる。もしかしてチンカチンカに冷やすよりもそこそこ冷やした方がキレ感ドライ感を感じやすいのだろうか。飲み進めるたびにキレとドライ感を感じやすくなった。
次に瞬冷辛口。スーパードライよりも速くキレ感ドライ感を感じて長く持続するけど味の奥行きが少なく薄い感じがする。だけど第三のビールみたいに口に入れた瞬間だけ味を感じて奥行きが全くない薄い感じではなく、きちんとモルトの風味はある。液温が高くなるとモルト感が増してくる。たしかに瞬冷と銘打つだけあってすぐにキレとドライ感を感じ最後まで残るし、液温が上がっても感じる。名に違わぬビール。

次にジャパンスペシャル。先の2つと大きく異なって風味が膨よか。ブドウのようなホップの風味とモルトの旨味をよく感じ、それを邪魔しないようにスーパードライらしいキレ感ドライ感をしっかりと感じる。

最後に豊潤。先の3つに比べて甘みが強く、かといって甘ったるい訳でもなくて甘味と同時に苦味キレやコクやドライ感も感じる。全体的に濃いけどバランス良くドライ感も活きている。美味い。

オリオンビール・プレミアムシークアーサー
コエドビール・祭りエール
黄金崎不老不死温泉

この温泉は、夕陽による黄金色の光に包まれて入れる露天風呂があることで、数多くの旅番組で取り上げられた名湯。露天風呂が遮蔽物のない海岸ふちにあり、かつ太陽が沈む西側にあるので、夕暮れ時に夕日に包まれながら入湯出来るのです。ですが皆が入れるわけではなく、肝心の夕方には宿泊者しか入れないので、今回は宿泊して入ってきました。

チェックインまで時間があったので近くを自転車でプラプラしました。日本海が美しい。遠くにうっすらと見えるのはロシアか?んな訳ないか。

さて、チェックインして今日泊まる部屋へ。写真じゃ狭く見えるかもしれないけど意外と広い部屋でした。

窓からは日本海が臨めます。

ウミネコが飛んでいます。

さて、お目当ての露天風呂に行く前に内湯を楽しみましょうか。内湯は新館と本館にそれぞれ男女別のものがあり、また新館の内湯には露天風呂(お目当ての露天風呂とは別物)も付いています。

泉質は含鉄ナトリウム塩化物強塩泉とのこと。たしかに鉄と塩の香りがメチャメチャする。これはスゴイ!と期待しながら入ると、その瞬間に肌にヒリヒリとした激痛が!どうやら泉質が肌に合ってないみたい。そんな、せっかく青森まで来たのに入れないなんて...

これは真水を沸かした風呂とのこと。こっちに入ると何ともないから、やはり泉質が肌に合ってないみたい。残念。

内湯に併設されてる露天風呂。日本海を眼前に臨めます。こっちの湯の方が内湯よりも濃い気がするんだけど気のせいだろうか。それにしてもメッチャ鉄と塩の匂いがする。有馬温泉の金泉よりも濃い鉄の匂い。もちろん色も肌ざわりも濃い。すげえ。

ん?海の一部が茶色いぞ?

ま、まさかあのほったて小屋みたいなのがお目当ての露天風呂か?そしてあの茶色いのは温泉が海に流れ出してるのか?スゴイ!メッチャ景色よさそう!これは肌に合わなくても無理して入る価値がありそうだ!

つーこって、新館から本館に移動し、本館の内湯でかけ湯をした後に、海岸へ出てお目当ての露天風呂へ。残念ながら露天風呂は写真撮影厳禁だったので宿のHPから写真を拝借。こんな感じで眼前に海が広がっています。メッチャ良い景色!そういえば南紀白浜にも崎の湯という海岸縁にある露天風呂があるけど、こっちの方は見渡す限り海と海岸線なので、また違った迫力があります。

そして夕方にはこれですよ。たしかに黄金色に包まれて入れました。絶景かな絶景かな!

さあ、風呂上がりに晩飯です。この宿は網元が親戚なので新鮮な魚介類を提供できるのもウリとのこと。

晩飯を終えて部屋に戻り、海音を聴きながらゆっくりと過ごします。無料wifiが飛んでるのでパソコン触ってたんですが、机の上に備え付けの小説があるのに気付いたので、酒飲みながら読んでしまいました。

翌朝、再度海岸の露天風呂に入り、最後に新館の内湯へ。こっちは昨日女湯だった浴室。

そして朝食はバイキングで。

いやー、泉質が肌に合わなかったのは残念だけど、絶景を堪能できたからそれだけでも良し。大満足でした。

酸ヶ湯温泉

ロビーには青森らしくミニねぶたが。他にも八甲田山に生息している動物たちの剥製がたくさんありました。

八甲田山から湧き出ている清水とのこと。ちなみにこの温泉は映画八甲田山の撮影時にロケ基地になっていたそうです。

有名な名物のヒバ千人風呂。160畳ほどもある巨大な総ヒバ造りの混浴大浴場です。4つの浴槽があり、それぞれが別源泉で、泉質はどれも酸性含二酸化炭素・鉄・硫黄・アルミニウム硫酸塩塩化物泉とのこと。いずれも照明のない室内のためか少し黒ずんだ乳白色に見えました。

浴場は写真撮影出来なかったので宿のHPから拝借。手前が熱湯で、奥が四分六分の湯、四分六分の湯の横に壁から小さく滝のように湯が落ちているのが鹿の湯で、さらにその手前に小さくあるのが冷の湯です。熱湯は名前と違ってぬるいけど体がゆっくり芯からあったまる湯で、その逆に四分六分の湯は直ぐに体が熱くなる湯でした。

肌触りは少しヌルッとしてるけどサラサラした感じ。残念ながら泉質が肌に合ってないようで、入って数分経つと体がヒリヒリしてきました。それにしても総ヒバ造りの天井が見事。柱一つ無いのによく支えられてるね。この浴場を眺めに来るだけでも価値があります。

大浴場を後にして男女別にある内湯の玉の湯へ。

こちらも泉質は大浴場と同じみたい。大浴場にはシャワーやカランが無かったけどこちらにはありました。

帰りに売店に寄って酸ヶ湯温泉オリジナルビールを買って帰りました。作ってるのは住職の傍らバイコードリンクという醸造所を運営している佐々木さん。まるで日本版トラピストビールですな。

鳴子温泉郷・鬼首温泉 吹上温泉峯雲閣
鳴子温泉郷の鬼首温泉にある吹上温泉峯雲閣に投宿しました。

この宿は天然の滝に温泉が流れ出ており、その温泉へ期間限定で入れることで有名。また静かな山村のさらに奥にあるので静かにのんびり過ごせる温泉宿としても有名です。

玄関前には紫陽花や出猩々や山紅葉が。もうこの時点で癒やし効果バツグンです。秋になると山紅葉と出猩々の紅葉が凄そうです。

温泉は内湯・露天風呂・滝風呂があり、内湯は男女別ですが露天風呂と滝の湯は混浴になっています。ちなみに女性は露天風呂に湯浴みを着て入ることが出来るなど配慮がされています。この写真は男性の内湯で、窓から露天風呂と滝の湯が眺められます。※本当は写真撮影厳禁なのですが宿泊客が一人だけだったので撮影許されました。

これは露天風呂。25メートルプールくらいの広さがあります。手すりの向こうは川になっており、小川のせせらぎを聞きながら入浴出来るし、湯船に入って天を仰いだり川の木々を眺めれば、日に照らされた美しい紅葉の新緑を眺められて癒し効果抜群でした。

泉質は単純温泉とのこと。湯温は天気や外気温によって変わりますが、この日はちょい熱でした。おや?右側に謎の穴がありますね?

いったい何の穴なんでしょう?

入ってみますか...。

中に入ると一畳くらいの床のある空間がありました。壁には松島の瑞巌寺にあるようなくり抜かれた箇所があり、まるで修行場のような雰囲気。温泉の湯は洞窟の奥まで引かれてるけど一畳くらいの床の手前で途切れており、洞窟内は昼間だと蒸されるので、もしかして蒸し風呂なのかな?

しかし一体何のための洞穴なんだろう?やはり蒸し風呂?それとも大昔に修行僧が悟りを開くために使ってた洞穴?正解は、この後すぐ!

露天風呂の前を流れている小川です。川から白い湯気が出ているんだけど、一体何故なんだろう?
宿を後にし、宿のすぐ近くにある地獄谷遊歩道に行ってみます。

遊歩道の道中には大小様々な間欠泉があり、これもブシャー!っと音を立てながら温泉を吹き出していました。

雷の湯。ゴブァァァーー!!!とけたたましい爆音を轟かせながら温泉が湧出していました。

温泉卵を作れるみたい。


雷の湯を少し進むと、紫地獄が登場。

ブシュー!!っと爆音を立てながら温泉が15メートルくらいの高さまで噴出していました。

玉子臭が漂ってます。いい匂い。

この宿は天然の滝に温泉が流れ出ており、その温泉へ期間限定で入れることで有名。また静かな山村のさらに奥にあるので静かにのんびり過ごせる温泉宿としても有名です。

玄関前には紫陽花や出猩々や山紅葉が。もうこの時点で癒やし効果バツグンです。秋になると山紅葉と出猩々の紅葉が凄そうです。

温泉は内湯・露天風呂・滝風呂があり、内湯は男女別ですが露天風呂と滝の湯は混浴になっています。ちなみに女性は露天風呂に湯浴みを着て入ることが出来るなど配慮がされています。この写真は男性の内湯で、窓から露天風呂と滝の湯が眺められます。※本当は写真撮影厳禁なのですが宿泊客が一人だけだったので撮影許されました。

これは露天風呂。25メートルプールくらいの広さがあります。手すりの向こうは川になっており、小川のせせらぎを聞きながら入浴出来るし、湯船に入って天を仰いだり川の木々を眺めれば、日に照らされた美しい紅葉の新緑を眺められて癒し効果抜群でした。

泉質は単純温泉とのこと。湯温は天気や外気温によって変わりますが、この日はちょい熱でした。おや?右側に謎の穴がありますね?

いったい何の穴なんでしょう?

入ってみますか...。

中に入ると一畳くらいの床のある空間がありました。壁には松島の瑞巌寺にあるようなくり抜かれた箇所があり、まるで修行場のような雰囲気。温泉の湯は洞窟の奥まで引かれてるけど一畳くらいの床の手前で途切れており、洞窟内は昼間だと蒸されるので、もしかして蒸し風呂なのかな?

しかし一体何のための洞穴なんだろう?やはり蒸し風呂?それとも大昔に修行僧が悟りを開くために使ってた洞穴?正解は、この後すぐ!

露天風呂の前を流れている小川です。川から白い湯気が出ているんだけど、一体何故なんだろう?

遊歩道の道中には大小様々な間欠泉があり、これもブシャー!っと音を立てながら温泉を吹き出していました。

雷の湯。ゴブァァァーー!!!とけたたましい爆音を轟かせながら温泉が湧出していました。

温泉卵を作れるみたい。


雷の湯を少し進むと、紫地獄が登場。

ブシュー!!っと爆音を立てながら温泉が15メートルくらいの高さまで噴出していました。

玉子臭が漂ってます。いい匂い。
鳴子温泉郷・鳴子温泉 鳴子観光ホテル源蔵湯

鳴子観光ホテルは江戸時代から経営している温泉宿で、当時は源蔵という名前で経営していたそうです。当時から館内にある自家源泉の温泉は源蔵湯と名付けられており、その名は東北一円にまで広がっていたとかなんとか。

で、これが今の源蔵湯。男性浴場になっています。このホテルには源蔵湯の他に静香湯という女性浴場もあり、それぞれ檜の半露天風呂がある他、貸切風呂が3つもあります。

源泉掛け流しの温泉の泉質は、含硫黄ナトリウム硫酸塩炭酸水素塩泉で低張性中性高温泉とのこと。日によって白濁したりエメラルドグリーンの湯になるそうです。この日の源蔵湯は少し白濁したエメラルドグリーンでした。

半露天風呂。こちらは近くの滝の湯のように白濁してました。ほんのり玉子臭のする温泉で最高でした。

檜の浴槽にこびりついてる湯の華が温泉の質の高さを表してますね。

佐々木真萠・酸ヶ湯ビール
青森県の名湯・酸ヶ湯温泉のオリジナルビール。作っているのはバイコードリンクの佐々木真萠さん。スタイルはピルスナーとのことだが、色は銅色でSRMは14くらい。透明度は低く泡立ちは良いが泡持ちは弱く、うっすらと表面に残る。グラスに注ぐと、モルティーな甘い香りをメインに少しリンゴのような甘酸っぱそうな香りも感じる。口に含むとアロマと同様なフレーバーで、アロマよりも少し強く酸味を感じるが、モルティーな甘さがそれを中和する。苦味とキレ感はそれらよりも少し弱い。ピルスナーと言うよりはアンバーラガーやメキシカンラガーに近い味のような気がする。まあ美味いことには違いないけど。原料にリンゴは入ってないけど、ホップとモルトと発酵との関係でリンゴの風味が出るんだと思う。さすが青森産のビールだぜ。
