クラフトビールと盆栽の日記@高知

地ビール協会認定・ビアテイスター、ビア&スピリッツ協会認定・ビアアドバイザーのブログ。 飲んだビールのメモ帳&趣味の盆栽の観察日記です。 ※ビアスタイルガイドラインに沿った評価はしていません。

カテゴリ: 湯治旅

鳴子温泉郷にある川渡温泉の共同浴場に行って来ました。
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コロナ禍まっただ中の時は地元住民と会員以外は入れなかったのですが、現在はそれら以外の人でも入れます。ただし常時施錠されているので、入りたい人は近くの商店で記帳と入湯料を払って鍵を借りる必要があります。
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浴槽は内風呂のみ。シャワーはありませんがカランはあり共同浴場にしては使い勝手が良いです。湯温はとても熱く、鍵を借りた商店の人が湯温は46度あるかもと言っていましたが、この日は間違いなくそれ以上ありました(馬場温泉に入れたワイが入れない熱さでした)。湯色は噂に聞いた通りの美しい鶯色で、ほんのり硫化水素臭がしました。泉質は含硫黄ナトリウム炭酸水素塩泉で低張性弱アルカリ性高温泉。熱すぎて入れなかったのでのんびりと桶で湯浴みだけして来ましたが、それでも十分温まってリラックス出来ました。良き!
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鳴子温泉郷の東鳴子温泉にある、ホテルニューあらおの温泉に入ってきました。

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浴室は内湯と露天風呂が男女別にあり、どちらも炭酸泉と黒湯の混合泉で、泉質はナトリウム炭酸水素塩泉の低張性弱アルカリ性高温泉。まずは内風呂です。湯温は42度ほどの適温で灰のような香り。湯の色はなんと言うか透明度の高い黒褐色と言った感じです。肌触りはスベスベスルンとした感じ。なかなかに居心地良いです。
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お次に露天風呂へ。こちらも色は湯船の岩の影響もあるかもだけど少し黒ずんだ透明色のお湯。お湯から灰の香りがします。湯温も42度ほどとッ内湯と同じです(源泉が同じだから当たり前か)
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お湯の良さもあるのですが、それよりも庭の木々の紅葉が素晴らしい。紅葉のグラデーションがキレイ。良い露天風呂でした。
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鳴子温泉郷の中山平温泉にある、共同浴場のしんとろの湯に行ってきました。

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室内は写真撮影禁止されていないっぽかったんですが、お客さんがいたので撮りませんでした。なのでHPから拝借。浴槽は1つだけで湯色は透明で湯温は42度ほど。うなぎを掴んだかのようなヌルヌルトロトロした肌触り。少し炭酸水素塩泉も混じってるからか肌にまとわりついてきます。そのためか湯温はそんなに高くないはずなのに、湯殿の名前の通り体の芯からトロトロに溶けていきそうなほど温まります。良き。

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泉質は含硫黄ナトリウム炭酸水素塩塩化物泉で低張性のアルカリ性高温泉。星沼源泉とコミュニティ源泉の混合泉とのことです。どうも両源泉は90度台と高温で、その湯をあの木樋を伝って湯船に入れることで、加水する事なく適温に調整しているそうです。
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福島県南会津郡にある湯ノ花温泉に行ってきました。
この温泉は鎌倉時代に開湯されたと言われている温泉。街の中心を流れる湯ノ岐川に沿って、湯端の湯、天神湯、岩の湯、弘法の湯という4軒の共同浴場と民宿などが並んでいます。街に娯楽施設や飲食店は(恐らく)無く、とても鄙びた所なので、純粋な湯治客か川釣り客しか来ない隠れた温泉地のようです。
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共同浴場に入るには入浴券を購入する必要があるんですが、その販売場所は指定された宿か商店か、なんと個人宅です。個人宅に買いに行くのは何となく気が引けるので、最寄りの商店に買いに行きました。
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星さんという姓が多い地域ですね。湯ノ花温泉から車で10分ほど離れた所にある木賊温泉にも星という姓の方が多かったです。
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これが入浴券です。値段は大人一枚200円です。当初はこの一枚で一浴場に入れるものだと思ってましたが、なんとこの一枚だけで4つ全ての浴場に入れるのです。激安!
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まずは湯端の湯。湯ノ花温泉最古の浴場だそうです。男女別と地元民専用の計3つの浴室があります。
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泉質は単純温泉で低張性アルカリ性高温泉。湯端の湯の裏にある温泉神社付近に噴出している湯本の湯を引いているようです。無色透明でかすかに石膏臭のするお湯で、湯温は42度ほど。源泉掛け流しらしくチョロチョロと蛇口から出しており、恐らく源泉温度が高いので少量ずつ入れて適温にしているんだと思います。
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次は天神の湯です。この近くに天神様を祀っているので天神の湯と名付けたそうです。源泉名は清滝の湯で、これも温泉神社の近くに噴出しているそうです。
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浴室は混浴です。浴槽は2つあり、源泉掛け流しのお湯が真ん中の浴槽に注がれ、そのお湯がパイプ経由で右の小さな浴槽に注がれます。湯温は真ん中が43度ほどとちょい熱く、右の小さな浴槽は40度ほどのぬる湯。泉質は単純温泉の低張性弱アルカリ性高温泉です。源泉掛け流しのお湯がオーバーフローしており、かなり新鮮なお湯でした。良き。
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お次に岩の湯です。河原のそばに湯殿があります。川の景色が綺麗。たぶんイタヤ楓だろう木々が色づき始めててこれも綺麗でした。
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これが岩の湯です。この岩の下から温泉が湧き出ているらしいです。
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静かな湯殿です。外で聞こえる小川のせせらぎ以外何も聞こえないので逆に静かに感じます。浴槽は一見するとオーバーフローしておらず、湯面から湯気が出ていないので、そんなに熱い湯ではないだろうと思いました。がっ!見た目と違ってクソ熱ちい!恐らく46度はあると思います。券を買った店の人が熱いから加水しても良いよと言ってたけど納得の熱さです。けど加水しても全然ぬるくならねえ。
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諦めて塀の奥にもうひとつある浴槽(にしては底が浅い)に入りました。さっきの浴槽からチョロチョロとお湯を引いています。そのため湯温は40度ほどのぬるさです。
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加水してもぬるくならない原因がわかりました。排水用だと思ってた溝が実は湯口でした。つまり正面と横と2つの湯口があり、コンコンと注ぎ込まれていたのです。そりゃ加水しても追いつかないわけだ、、、。
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岩の湯を後にして来た道を戻ります。いやもう、ザ・田舎の道!って感じで雰囲気あって良いですね。野に咲く花も綺麗。
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この橋も良い雰囲気を醸し出してる。特に橋桁が良い。
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最後に弘法の湯です。4つある共同浴場の中で唯一シャワーとトイレが完備されています。
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明治初期に高野山の修行僧が石仏を納めたので弘法の湯と名付けたそうです。
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ここも清流の湯を引いているようです。けど湯温は湯船が広いためか42度ほどと適温でした。
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福島県の南会津郡にある木賊温泉の共同浴場を巡って来ました。
この温泉は鎌倉時代には開湯され、地元住民の憩いの湯として愛されてきた温泉。温泉の名は周辺に木賊(とくさ)が群生していたのにちなみ名付けられたとのことです。西根川沿いに数軒の宿がある他に2軒の共同浴場があり、つげ義春の『会津の釣り宿』の終盤に出てくる温泉として有名です。
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まずは有名な岩風呂へ。西根川の河原に大きな岩をくりぬいて作った温泉があるのです。道沿いに岩風呂へ通ずる降り口があるので、そこから向かいます。
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100メートルほど石段を下って行きます。
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すると、見えてきました。あの青い屋根の建物が岩風呂です。
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川に近いですね。過去に何度も洪水で流されたそうですが、その度に復旧しているそうです。また、以前はもっと深い川だったそうですが、最近の度重なる洪水で土砂が堆積し浅い川になったそうです。
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浴室内です。見事な岩風呂ですね。全長15メートル程でしょうか。川側にある小箱は脱衣箱で、ここで着替えます。
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左右に分かれて2つの浴槽があります。建物には壁らしい壁がないので川風が入りますが、ちょうど上半身の当たりが脱衣箱で遮られるので寒くなく、むしろ温泉から立つ暖かい湯煙が建物内にほんのりと残り、本当に絶妙な居心地の良い室温になっています。
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泉質は単純温泉で低張性弱アルカリ性高温泉。無色透明です。ほんのり卵臭が漂っています。
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この温泉は混浴ですが、女性は特別に湯浴みを着て入っていいそうです。また男性は浴室内で丸見えで脱衣をするんですが、女性は出入口横にある女性専用の脱衣所でも着替えられます。
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それでは入ってみましょう。まずは右側の浴槽へ。意外と底が深くて80センチほどあります。湯温は41度ほどと適温。見た目と違ってかなり卵臭のするお湯です。
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次に左の浴槽へ。こちらも深くて80センチほどです。湯温は43度ほどと適温〜ちょい熱です。スルスルヌルンとした肌ざわりで、肌に卵臭がまとわりつき何とも臭くて良い匂いになります(笑)
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浴室から見える景色です。この日は前日が雨天の曇りの日だったんですが、おそらく晴天の日には綺麗な景色を見せてくれるんでしょう。それか逆に豪雨の日に入るとスリル満点かもしれません。
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お次に広瀬の湯へ。岩風呂から徒歩5分くらいの所にあります。畑の中にポツンとあり、山里の共同浴場という雰囲気がプンプンに出ています。さて、一体どんな感じなんでしょう。楽しみですね。
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が!営業終了していました。残念!
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奥鬼怒温泉郷の日光澤温泉に行ってきました。

奥鬼怒温泉郷には、加仁湯、八丁の湯、日光澤温泉、手白澤温泉の4つの温泉がありますが、そこに行くには加仁湯か八丁の湯に宿泊予約して送迎バスに乗るか、約2時間ほどかけて徒歩で行くしか手段がありません。なので加仁湯に泊まったこの機会に日光澤温泉にも行こうと思い行って来ました(手白澤温泉は日帰り入浴をやっていない)。ちなみに加仁湯に投宿した時の記事がこちらです↓

では日光澤温泉へ向かいます。場所は加仁湯から徒歩15分ほど道を登った所にあります。道は未舗装ですが登山するような獣道ではなく斜度もきつくないので思ったより楽に向かえます。
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こんなに小さな沢でも立派な鬼怒川です。
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道なりに進んでいると、ありました日光澤温泉です。
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映画で見る大昔の田舎の小学校のような雰囲気。昨日宿泊していただろう登山姿の人達もチラホラといらっしゃいます。そうか、登山客にとってはここまで2時間かけて徒歩でくるのは苦じゃないから送迎してないのかも。
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玄関です。雰囲気ありますねぇ。ん?入口の戸の隙間から何やら視線を感じる気が...
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あ、どうも。
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飼い犬がいました。全部で3匹いるそうです。
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訪問者は玄関前のこの鐘を鳴らして宿の人を呼びます。カァーン!カァーン!とけたたましい鐘の音が山にこだますると、建物の奥から宿の人が忙しそうに出てきました。訪問したのが朝9時と恐らくほとんどの宿泊客がチェックアウトした後だろう時間だったため、部屋の後片付けでもしていたのでしょうね(けど日帰り入浴は9時からなので、こっちは悪くない)。
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いかにも登山やってますって感じの山男さんが温泉まで案内してくれました。温泉は建物そばの石段を降りていった所にあるのですが、めっちゃ軽やかにヒョイヒョイと石段を降りていくので付いて行けませんでした(笑)。温泉は内風呂と露天風呂が2つあるのですが、内風呂は宿泊者しか入れず、露天風呂は上と下とあっていずれも混浴とのこと。ではまず上の露天風呂へ。
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上の露天風呂です。泉質は塩化物・ナトリウム・炭酸水素塩泉で低張性中性高温泉。湯温は41度くらいと適温。無色透明で少し甘く焦げたような香りがします。するするトロンとした肌ざわりです。
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湯口からドバドボと新鮮な温泉が注がれています。木々がちょうど朝日を遮ってくれてたので木漏れ日のなか気持ちよく入れました。
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上の露天風呂から下の露天風呂を眺めています。下の露天風呂はここから石段とコンクリ階段を計20段ほど降りた所にあります。
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白濁してて、そこそこ卵臭のするお湯です。泉質は含硫黄・ナトリウム・塩化物泉で低張性中性高温泉。奥がちょい熱で42度くらい。手前がちょいぬるく41度くらいです。どちらも白い湯の華がどっさりと堆積するほど濃く、スベスベキュッとした肌ざわりです。手前に見える建物は、恐らく宿泊者だけが入れる内風呂だと思います。
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日光澤温泉を後にしたのですが、せっかく奥鬼怒まで来たので八丁の湯にも日帰り入浴しに行きましょう。来た道をテクテク戻り、加仁湯を通り過ぎて、ズンズンと進んでいきます。
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ズンズン。
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加仁湯から10分ほど歩いてると、ありました、八丁の湯です。ですがこの日は日帰り入浴はやってませんでした。残念!
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群馬県の川原湯温泉にある共同浴場・王湯へ行って来ました。
川原湯温泉は、民主党政権時に話題になった八ッ場ダムにある温泉。昔はダム湖の底に温泉街と3つの共同浴場がありましたが、それらはダム建設に伴いダム湖の底に消えました。そして高台に新源泉を掘り、移転して来たのが今の共同浴場と温泉街です。そして昔の川原湯温泉には王湯、笹湯、聖天様露天風呂という3つの共同浴場があったそうですが、今はこの王湯だけとなっています。
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入口のそばにある紋所と説明書。紋所は源頼朝の紋所である笹竜胆で、鷹狩りに訪れていた源頼朝が川原湯温泉を見つけたことから掲げているとのこと。また、頼朝=王なので湯殿の名を王湯と名付けたとのこと。
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浴室は写真撮影できなかったのでじゃらんから拝借。男女別に内風呂と露天風呂があります。泉質は含硫黄カルシウム・ナトリウム塩化物・硫酸塩混泉で低張性中性高温泉。元湯と新湯の混合泉とのこと。旧王湯よりも源泉温度が高いそうですが、加水しているそうで42度ほどでした。無色透明で少し硫黄臭のするお湯でした。
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露天風呂です。こちらは日に照らされていたからか内湯と違い44度ほどとチョイ熱でした。そして何故か焦げたような甘い香りもしました。写真には眼前に林が広がっていますが、実はその向こうにダム湖が広がっており、林の隙間から眺めることが出来ます。
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建物の横にある石碑。右の石碑には松尾芭蕉の句が刻まれているそうですが、なんと書いているか読み取れませんでした。
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せっかくなので近くにあるこの施設へ。川原湯温泉あそびの基地ノアです。何故ここに来たのかというと...
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これです!実はこの施設の中に川原湯温泉醸造舎というビール醸造所があるのです。さて、湯上がりに出来立てビールを飲みましょうかね〜と思いましたが...
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...試作品は作ったものの、販売用のビールはまだ出来ていないそうで飲めませんでした。残念!
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栃木県の川俣湖そばにある共同浴場の川俣湖温泉 上人一休みの湯に行って来ました。
この温泉は、栃木県の川治温泉と奥鬼怒温泉郷を結ぶ県道23号を奥鬼怒に向かって4/5ほど進んだ所にあります。小さな集落の中に急に清水寺に似た建物が現れたらそれです。上人の湯という名は、日光開山の祖・勝道上人がこの湯を使って禊をしたのにちなんで名付けたそうです。
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浴場の写真撮影が出来なかったのでじゃらんのHPから拝借。男女別に内風呂と露天風呂があり、いずれも源泉掛け流しです。泉質はアルカリ性単純温泉で低張性高温泉。無色透明で、ほんのり卵臭のするお湯です。湯温は42度ほどで、スルスルトロンとした肌ざわりでした。
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せっかくここまで来たので、ついでに川俣温泉にある間欠泉を見に行きます。川俣湖温泉から奥鬼怒に向かって栃木県道23号を15分ほど進むと、途中に川俣温泉があり、そこに間欠泉があります(ちなみに川俣湖温泉と川俣温泉は別の温泉になるようです)。川俣温泉には数軒の温泉宿があるのですが、何軒かは廃業しており、またコロナ禍の影響でか日帰り入浴できる宿はありませんでした。残念。
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県道から階段を降りると足湯付きの展望台があります。足湯には40度ほどの温泉がトポトポと注がれていました。
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展望台から鬼怒川を眺めると、河原に謎の構造物が。どうやらアレが間欠泉のようです。なんでも60分間隔で約1分ほど120度の高温泉が30メートルも噴き出すそうです。右上にチラッと橋が見えますが、あの高さまで噴き出すそうです。
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ところが今は平成30年の台風の影響で噴出の威力が落ちているそうです。何十分も待って出て来なかったら嫌なので見るのは諦めました。残念。
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川俣湖温泉まで戻り、そこから川治温泉方向へ15分ほど進みます。すると栗山地域に共同浴場の上栗山開運の湯がありました。けど臨時休業していました。残念。そして、さらに10分ほど進んだ所に黒部温泉元湯四季の湯というのがあるのですが、そこはバイカー集団がいて混んでそうだったので入るのを諦めました。残念。残念続きで本当に残念!まあ、トータルでは楽しい1日でしたけどね(強がり)
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鬼怒川温泉の仁王尊プラザホテルに行って来ました。

この宿は、温泉好きには見向きされない鬼怒川温泉の中で、多くの温泉好きに『良い』と言われる質の高い温泉があることで有名な宿です。どう良いのかと言うと、鬼怒川温泉の多くの宿の温泉は加水や循環させているのですが、ここのは源泉掛け流しなのです。そして、屋形船をそのまんま湯船にした温泉があることでも有名です。

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受付前の待合所です。仁王様にちなんでか鬼に関する商品が飾られてます(けど仁王様って鬼じゃないような...)
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見覚えのある鬼がいました。ヤッホーブルーイングのインドの青鬼ですね。コンビニやスーパーでも普通に売っているので入手しやすくなりました。
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温泉はホテルの奥にあり、その途中に仁王尊が祀られていたり、釣り堀があります。そしてこれがホテルの名前になっている仁王尊です。ここをお参りして宝くじに当たった人もいるらしいです。
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仁王尊のそばにある釣り堀です。50メートルプール2つ分くらいの広さでしょうか。けど今は中止しているそうです。残念。IMG_2078
イワナかな?ヤマメかな?
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鴨もいます。人を警戒しないので飼われてるんでしょうね。
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ではお目当ての温泉に入りましょう。まずは内風呂です。こじんまりとしてるけどオーバーフローしてて新鮮な湯が溢れてます。湯温は42度ほどと適温。ヌルンスルンとした肌ざわり。無色透明でしっかりと卵臭がします。
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次に岩の露天風呂。こちらは日陰だと40度くらいと結構ぬるく、日向でも42度ほどでした。
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そして最後に屋形船の湯です!おおっ!確かに屋形船ですね。この屋形船は鬼怒川渓流下りに実際に使われていた舟だそうです。
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泉質は単純温泉と硫黄泉の混合泉とのことで、この屋形船の湯や今まで入ってきた内風呂や露天風呂も自家源泉の仁王尊の湯だそうです。
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日向は43度くらいだけど日陰は42度くらいでトロッとした肌触りです。IMG_2084
屋形船の湯から見える舞台の湯。湯浴みを着ないと入れないそうなので今回はパスしました。渓流下りが開催される時期には、渓流下りをしている舟の船頭さんから『おーい!』と声をかけられるので、笑顔で『おーい!』と返して欲しいそうです()
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湯西川温泉にある金井旅館の温泉に入ってきました。

湯西川温泉は、安土桃山時代に発見された温泉で、湯西川の川沿いに温泉街があります。湯西川温泉地域は元々は源平合戦に敗れ落ち延びて来た平忠房一門が開いた隠れ集落でしたが、その子孫が温泉を見つけ、以後は湯治場として、第二次大戦後は『鬼怒川温泉の奥座敷』として発展し、今は静かな温泉街となっています。

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また、無料の混浴露天風呂である薬研の湯が有名です。無料で入れるのですが、橋の袂にあるので橋の通行人から丸見えで、しかも脱衣所も何もないので、着替えている所から入っている所まで全てが丸見えという温泉です。行った時にはなぜかお湯が張っていませんでしたが、どうやら何年も前に濁流で流されて廃止されたようです。
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で、その数年後に金井旅館が薬研の湯の川を挟んだ反対側に共同浴場・薬師の湯を開いたのですが、それも濁流で流され廃止されました。これがその跡です。
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ではその金井旅館に入りましょう。金井旅館には自家源泉の天楽堂の湯があり、それを男女別の露天風呂、内風呂、家族風呂、河原の湯に使っています。
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まずは男女別の露天風呂です。湯西川に面しており、竹塀で囲われている所が露天風呂で、竹塀と木板の間にある通路を進むと河原の湯へ行けます。
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男の露天風呂です。泉質はアルカリ性単純温泉で低張性中性高温泉。無色透明でかすかに硫黄臭のするお湯。日に照らされているところは42度くらいで、日陰は41度くらいでした。簾の隙間から湯西川と旧薬研の湯を眺められます。
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スルンとした肌ざわりです。IMG_2055
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次に河原の湯へ。こ!これは難易度高い!川向かいの旅籠や通行人から丸見えじゃないか!と言っても通行人がほとんどいない鄙びた街だから大丈夫か...、いやいや、やはり止めておこう。入るのなら夜がおすすめです。IMG_2046
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次に内風呂へ。ところが昼頃に行ったので、まだお湯を張っている最中でした。残念。IMG_2060
ロビーに展示されている骨董品。この宿の方も平家の子孫なんでしょうか。
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白狸やハクビシンの剥製。
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せっかくなので平家の落人の集落を散策。金井旅館の対岸一帯が平家の落人の集落らしいのです。と言っても普通の民家が立ち並んでるだけのようですが。
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これが対岸から見た金井旅館と河原の湯です。うん、丸見えだね!けど案外、河原の湯の存在と場所を知らない通行人にだったら気付かれないのかも。
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