2022年12月30日 ブームボックス・サブソニック カナダのファントムブルワリーのブームボックスが、カナダのバンクーバーにあるパラレル49ブルワリーで委託醸造したヘイジーセッションIPA。色は乳白した黄色でSRMは3〜4くらい。透明度は低く泡立ち泡持ちは恐らく弱め。グラスに注ぐと、ピーチのようなアロマをオイリーに感じる。口に含むと、しっかりとした苦味とキレとを感じるが、鼻腔に深く爽やかなグラッシーかつパイニーなアロマとピーチの皮のようなフルーティーなアロマとがオイリーな感じにぬける。それにより口内では複雑なフレーバーを感じる。ドリンカビリティは高く美味い。
2022年11月23日 ビッライタリア・ピルスナー 色はとても薄い黄金色でSRMは2〜3くらい。透明度は高く泡立ち泡持ちはふつう。グラスに注ぐと、ホップの瑞々しいアロマをかろやかに感じる。口に含むと、タンッ!と軽やかに刺激を感じると直後に口内がスッとし、奥からトウモロコシ由来だろう雑穀感漂う旨味が溢れてくる。ライトボディでスッとしてるけど旨味と同程度の強さで苦味もある。
2022年09月23日 33エーカーズブルワリー・33エーカーズオブライフ カナダのブルワリーが作るカリフォルニアコモン。色は明るい銅色でSRMは9くらい。透明度は高く泡立ち泡持ちは良い。口に含むと、キリッとした刺激と苦味を感じるが同時にモルトのまったりとした甘みも感じる。まったり甘いのにスッとしてる。
2022年09月09日 カイジュービア・メタモルフォーシスIPA オーストラリアのブルワリーが作るIPA。ナガノとベルチングビーバーのカイジューとはまた別のカイジュー。色はくすんだ黄金色でSRMは6くらい。透明度は高く泡立ち泡持ちは良さそう。口に含むと、かなりしっかりとした苦味とグラッシーさを感じ、その裏でモルトの甘みを感じる。鼻腔にもフレーバー同様な風味がぬける。苦味の裏にチリチリとしたカーボネーションの刺激があり、苦味とシナジーしてる。グリーンな美味さ。
2022年09月09日 ブリュースキ・パイヴァッサーピルスナー 色は薄い黄色でSRMは2くらい。透明度はあるがやや霞んでる。泡立ち泡持ちは良い。口に含むと、かなりしっかりとした苦味をよく感じる。苦味は最初はクリーンかつグラッシーに、その後に雑穀的なコクが混ざった苦味になり、最後にはハーバルな苦味になって長く残る。苦味を楽しめるビール。
2022年09月02日 バッチブリューイング・ラスヒィーダ イタリアンピルスナー オーストラリアのブルワリーが作るイタリアンピルスナー。色は気持ち薄めの綺麗な黄金色でSRMは5くらい。透明度は高く泡立ち泡持ちは良さげ。口に含むと、鼻腔にグラッシーさをベースに柑橘の白皮や白葡萄に似たフルーティーな香りと百合の花のようなフラワリーな香りとがうっすらとぬける。口内では、ピリッパリッとした刺激をコクの中で感じ、コクがフィニッシュまで長く残る。美味い。
2022年08月26日 エイペックスブルーイング・ヘラーピルス スウェーデンのブルワリー。色は薄めの黄色でSRMは3くらい。透明度は低く、泡立ちは良いが泡持ちは泡立ちの勢いに比しては弱めかも(グラスがぬるかったから?)グラスに注ぐと、スッとした香りの中に奥でかすかにモルトの甘い香りを感じる。口に含むと、アロマ同様なフレーバーで、ほんのりホップの青い香りが鼻腔をぬけるけど、ヘラーだからか少しまったりした感じの香りがぬける。口内でも同様。フィニッシュに近づくとほんのり苦味が出て残る。
2022年07月29日 ワンドロップブルーイング・ミッドナイトサン オーストラリアのブルワリー。クリーンフュージョンというホッピング技術を開発して作られたヘイジーIPA。色は薄めの橙色でSRMは4くらい。透明度は低く泡立ち泡持ちは良さげ。グラスに注ぐと柑橘の白皮のアロマを感じる。口に含むと、アロマと違って甘みが前に出てくる。甘みはピーチやオレンジをメインに、その裏にパイナップルの甘みがあるという、とてもフルーティーなフレーバー。甘みの裏にカーボネーションの刺激と苦味、オーツ麦のまったりさが隠れてて甘みを引き立てている。美味い。
2022年05月27日 ベルウッズブルワリー・ゴーストオーチド カナダのブルワリーが作るIPA。色は乳白した橙色でSRMは4くらい。透明度は低く泡立ち泡持ちは良さそう。口に含むと、意外とドライな口当たりで、全体はスッとしてるけど奥でほんのりまったりした甘みを感じる。また全体をグラッシーなフレーバーが軽く覆っている。
2022年05月20日 ベルウッズブルワリー・ベルウェイザー カナダのブルワリーがつくるピルスナー。色は黄色でSRMは3くらい。透明度は高く、泡立ちは良いが粗く泡持ちは弱い。グラスに注ぐとほんのりレモングラスの香りとモルトの甘い香りとを同程度の強さでかすかに感じる。口に含むと、アロマ同様なフレーバーだがアロマの弱さと違ってはっきり強く感じ、カン!っとキレを感じた直後に、モルトのまったりした甘みが広く、かつ同時に蜜柑のようなフルーティーさも広がる。それらの奥で苦味も広がる。ファーストからミディアムまではマッタリかつドライでフィニッシュではドライで終わる。思ったよりけっこう美味い。